自尊感情を向上させるための方法

自尊感情として扱われるものとして、優越感、本来感(伊藤)、自己効力感について考慮する。

優越感

優越感を向上させるためには、何かしらで他者から評価されることが重要である。 何かしらとは書いたが、それは対象者の価値観として重要なものであり、対象者の考える水準であることが重要である。

たとえば、ラーメン屋の店主に、話すのがアナウンサー並みにとてもうまいと言っても、価値観として重要では無いので優越感は満たされない。また、東大を目指している学生に、学年で一番だと褒めても、東大の合格判定が悪ければ満足できない。

この価値観には、学生であれば、学力や社会的な関係性などが当てはまる。

本来感

本来感は、ありのままの自分を受け入れられると満たされる。

手軽な事としては、周りから共感されることが挙げられる。

また、ありのままを出す必要がある。 そのありのままを出すためのきっかけとして、大きな精神的なきっかけが必要である。一つは、命について考えること(近藤)。命の大切さを感じて、ありのままを出しやすくなる。

多いのは、話を聞いて共感してもらう、失敗も含めて話を共有する、他者との共同作業をする。 他には、目標に対して話して努力して進むのを伴走してもらう、など。

自己効力感

自己効力感に関しては、成功を体験する、できるだけ自分に近い他社の成功話を聞く、周りから説得されるなどがある。