好きな分野の探し方

概要

多くの大学生の方々が、好きな分野を見つけられずに苦労していることをよく目にした。 少しでも好きな分野を見つけるお手伝いができたらと内容をまとめる。

内容

今までの体験をふりかえって好きなこと探す

今まで体験の中から楽しかったこと、自分から進んでやっていたことの共通点を探す。 同じことに取り組んでいても、どうして楽しいかは人によって違うはずである。 友達とみんなで協力していたことが良かったのか、試行錯誤して

ストレングスファインダーやキャリアアンカーを使うことで自分の特徴を知ることができる。 ストレングスファインダーは、以下の記事に好きな漫画の分野から好きなことを探しているので、 今回の内容を考える上でヒントになるのではないか。 ストレングスファインダーの学び方・身につけ方 その2 - 学んだことの記録

自分が気付かない切り口で抽象化することは難しい。 そこで、周りの人や他の分野での専門家に対して話しをしてみるのも良いだろう。 コーチのスキルを持っている人が、新しいことに気付かせてくれることもある。

新しいことを探す

今までの体験から、自分が向いていそうなものの特徴にあった情報を探す。 しかし、動機付けがされていない状態で新しいものを見てもハマらない場合もある。 どういうことかと言うと、興味が無かったものでも、マンガなどで読んだら 話にひかれてパンを焼くのが好きになったり、釣りをしたりする。 なので、やさしい内容、ハードルが低いマンガやドラマからみることをオススメする。

学校では歴史が大嫌いでも、大河ドラマや歴史マンガで歴史が好きになることもあるように。

自分だけ知らない分野を探すのは難しいので、他の分野の人に聞いてみるのも良いだろう。

新しいことを探すには、他の分野の勉強会に参加したり、書籍や論文を見たりするのも良い。 メディアを使って学ぶ方法はこちらが参考になる。調べる技術について学んだこと - 学んだことの記録

探し方としては、自分のやっているテーマを一段広く見る方法もある。 教育工学をやっているなら、少し広い分野である教育分野から教育心理学の分野を見るのも良いと思うし、 工学分野から機械学習の分野を見るのも良い。

やってみる

やってみなければ分からないことも多い。短い時間だけでも良いので仮説として考えたものは試してみると良い。 その分野を広く紹介している優しい本を読んでみて、興味があるかどうか見るだけでも良いのではないか。

できるだけフィルタをかけない

需要から選ばないように気を付ける。 すでに需要の多い仕事から選ぶと、需要が多いと気付いていないものが実はすごく役に立つものだと気付づけない。 なので、需要のある仕事につながるかどうかは一旦置いておいて、一度出しきってみることがのぞましい。 よくあるのが、自分の知っている仕事の中から消去法で考えているパターンである。 これは、後々後悔につながりやすい。

可視化する

好きな度合いも人によっては、レベルが違うはずだ。 自分は、プログラミングを知ったときは、とても好きなものだと感じた。 しかし、プログラミングの勉強よりも、ずっと熱心できる認知科学の分野をみつけた。

自分が好きだと思っていても、もっと好きだと思うものを探したい。

あとがき

年収1000万円から1億円を目指すための人生戦略 - ログミー こちらにもあるように、かけ算で自分に価値を付ける方法が紹介されている。 このように複数分野を使う場合に新しい分野を探すときにも、使えると考える。

「他者と一緒に考えて理解が進む」建設的相互作用について調べてみた

概要

三宅なほみ先生の著書を勉強しているときに、なほみ先生の提唱した建設的相互作用(constructive interaction)が何度も紹介されている。 「他者と一緒に考えて理解が進む」を考えるとなんとなくは理解できるが、理解が難しかった。 そのため、自分が理解するために利用した情報と、理解の方法を紹介しておく。

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モティベーションをまなぶ12の理論 第1章 内発的動機づけを読んで学んだこと

モティベーションをまなぶ12の理論 第1章 内発的動機づけを読んで学んだこと

概要

心理学理論からやるき・モチベーションに関してまとめた書籍であるhttps://www.amazon.co.jp/dp/4772412492を読みました。 良い理論が多く紹介されていたので、調べる学び始める本としては良書だと思います。 今回は、第一章の内発的動機づけについて学んだことと感想を残します。

モティベーションをまなぶ12の理論

モティベーションをまなぶ12の理論

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調べる技術について学んだこと

概要

自分の専門領域を調べるときに、調べ方を知っているかどうかで大きな差がつく。 こういった技術は、大学時代の特に研究に取り組みながら身につけるのだろうが、自分が上手く身につけられていなかった。

この本調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940) | 野村 進は、ノンフィクションを書くための作家としての調べる技術と書く技術について紹介されている。 この内容は作家にかぎらず、専門領域の調べものをする人にも非常に役に立つものであった。 そこで、調べる技術・書く技術を読んで学んだ調べる技術について、前半の調べる技術の部分でも特に、メディアからの情報収集の方法について残す。

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仕事を好きになる考え方のヒントをもらえる動画の紹介とメモ

概要

考え方を変えることで働くことが楽しくなるきっかけになることを学べた。 素晴しい考え方がつまった動画とそのメモを紹介する。

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自分/部下の価値観を見つけ/再確認して自分の価値観を満たす方向に進むことを考えた

概要

価値観を良く知ることで、価値観を満すための費用対効果を上げることができ、幸せに近づけるのではないだろうか。 そう考えて、給与、昇進、承認の観点から、自分の価値観を知ることができる本の紹介をする。 自分は、この本を読む前までは、自分が昇給・昇進よりも、仕事の役割を自分がやりたいもの(自由に動けるもの)に してもらえるように、交渉していた。

また、周りの仕事をがんばっている人達と話をすると、 もっぱら昇給・昇進の話をしていて、自分だけ違う方向に進もとうとしている状態であった。 しかし、この本を読むことで自分が「自律・独立」を重視するタイプであり、 自由に動けるものを勝ち取るために交渉していたことが、自分の価値観に合ったものであることが分かった。

この本(キャリア・アンカー―自分のほんとうの価値を発見しよう)を知ることで、今後も安心して自分の価値観を満たせるように報酬を選んでいける、自分の価値観を知ることができるようになると思ったので紹介する。

例えば、周りの一般的な価値観に影響を受けて昇給・昇格を目指すのではなく、仕事でやり方を自由にしてくれる方が好きなタイプもあるし、 困難に挑戦することが大事なタイプもあるし、安全安心に予測のしやすい将来を目指すタイプもある。

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「99.9%成功するしかけ キシリトールブームを生み出したすごいビジネスモデル」を読んで学んだこと

概要

マーケティングの勉強として、キシリトールブームを生み出した手法について勉強した。 マーケティング関係無く、これを知ることで会社で仕事をするときに役立つことも多い。 以前書いた、交渉する話も、この話と組合せることで大きな価値を生み出せる。 そのため、99.9%成功するしかけ キシリトールブームを生み出したすごいビジネスモデルマーケティングの観点から簡単に整理する。

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