本間直人の研究会に参加してファシリテーター目線で学びをまとめてみました

この記事は、ファシリテーター Advent Calendar 2016の11日目です。 今まで、2,3年くらいアドベントカレンダーは技術系の内容で毎年書いていましたが、 今回始めて技術系のアドベントカレンダーを書かず、ファシリテーターアドベントカレンダーに参加させていただきました。

概要

ファシリテーターズインタビュー、ガオリュウさんのグラフィックファシリテーションのお絵かき帳公開イベントなど、 ファシリテーション系のイベントに参加されていた、国際ファシリテーション協会の理事である本間直人さんが勉強会を開催していたので参加してきました。 自分も何度もワークショップを開催していたこともあり、学ぶことが多かったので、ファシリテーター目線で見て気づいたことを残します。

全体の流れ

勉強会は、3つのパートから構成されていました。

リーダーシップ講座 90分 器のWS 100分 先見力の磨き方WS 100分

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好きな仕事への移行計画について考えたこと

概要

やりたかった仕事をやって後悔しないために考えたことにおいて、やりたいことを仕事にして後悔することを避ける方法の1つについて考えた。 しかし、好きなことを仕事にしても楽しく過すためには、いくつかの失敗の原因を避ける必要がある。 今回は、「好きなことを仕事にすると稼げなくて辛くなる」という意見について、好きな方向へ移行していく方法を提案し考察する。

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好きな分野の探し方

概要

多くの大学生の方々が、好きな分野を見つけられずに苦労していることをよく目にした。 少しでも好きな分野を見つけるお手伝いができたらと内容をまとめる。

内容

今までの体験をふりかえって好きなこと探す

今まで体験の中から楽しかったこと、自分から進んでやっていたことの共通点を探す。 同じことに取り組んでいても、どうして楽しいかは人によって違うはずである。 友達とみんなで協力していたことが良かったのか、試行錯誤して

ストレングスファインダーやキャリアアンカーを使うことで自分の特徴を知ることができる。 ストレングスファインダーは、以下の記事に好きな漫画の分野から好きなことを探しているので、 今回の内容を考える上でヒントになるのではないか。 ストレングスファインダーの学び方・身につけ方 その2 - 学んだことの記録

自分が気付かない切り口で抽象化することは難しい。 そこで、周りの人や他の分野での専門家に対して話しをしてみるのも良いだろう。 コーチのスキルを持っている人が、新しいことに気付かせてくれることもある。

新しいことを探す

今までの体験から、自分が向いていそうなものの特徴にあった情報を探す。 しかし、動機付けがされていない状態で新しいものを見てもハマらない場合もある。 どういうことかと言うと、興味が無かったものでも、マンガなどで読んだら 話にひかれてパンを焼くのが好きになったり、釣りをしたりする。 なので、やさしい内容、ハードルが低いマンガやドラマからみることをオススメする。

学校では歴史が大嫌いでも、大河ドラマや歴史マンガで歴史が好きになることもあるように。

自分だけ知らない分野を探すのは難しいので、他の分野の人に聞いてみるのも良いだろう。

新しいことを探すには、他の分野の勉強会に参加したり、書籍や論文を見たりするのも良い。 メディアを使って学ぶ方法はこちらが参考になる。調べる技術について学んだこと - 学んだことの記録

探し方としては、自分のやっているテーマを一段広く見る方法もある。 教育工学をやっているなら、少し広い分野である教育分野から教育心理学の分野を見るのも良いと思うし、 工学分野から機械学習の分野を見るのも良い。

やってみる

やってみなければ分からないことも多い。短い時間だけでも良いので仮説として考えたものは試してみると良い。 その分野を広く紹介している優しい本を読んでみて、興味があるかどうか見るだけでも良いのではないか。

できるだけフィルタをかけない

需要から選ばないように気を付ける。 すでに需要の多い仕事から選ぶと、需要が多いと気付いていないものが実はすごく役に立つものだと気付づけない。 なので、需要のある仕事につながるかどうかは一旦置いておいて、一度出しきってみることがのぞましい。 よくあるのが、自分の知っている仕事の中から消去法で考えているパターンである。 これは、後々後悔につながりやすい。

可視化する

好きな度合いも人によっては、レベルが違うはずだ。 自分は、プログラミングを知ったときは、とても好きなものだと感じた。 しかし、プログラミングの勉強よりも、ずっと熱心できる認知科学の分野をみつけた。

自分が好きだと思っていても、もっと好きだと思うものを探したい。

あとがき

年収1000万円から1億円を目指すための人生戦略 - ログミー こちらにもあるように、かけ算で自分に価値を付ける方法が紹介されている。 このように複数分野を使う場合に新しい分野を探すときにも、使えると考える。

「他者と一緒に考えて理解が進む」建設的相互作用について調べてみた

概要

三宅なほみ先生の著書を勉強しているときに、なほみ先生の提唱した建設的相互作用(constructive interaction)が何度も紹介されている。 「他者と一緒に考えて理解が進む」を考えるとなんとなくは理解できるが、理解が難しかった。 そのため、自分が理解するために利用した情報と、理解の方法を紹介しておく。

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モティベーションをまなぶ12の理論 第1章 内発的動機づけを読んで学んだこと

モティベーションをまなぶ12の理論 第1章 内発的動機づけを読んで学んだこと

概要

心理学理論からやるき・モチベーションに関してまとめた書籍であるhttps://www.amazon.co.jp/dp/4772412492を読みました。 良い理論が多く紹介されていたので、調べる学び始める本としては良書だと思います。 今回は、第一章の内発的動機づけについて学んだことと感想を残します。

モティベーションをまなぶ12の理論

モティベーションをまなぶ12の理論

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調べる技術について学んだこと

概要

自分の専門領域を調べるときに、調べ方を知っているかどうかで大きな差がつく。 こういった技術は、大学時代の特に研究に取り組みながら身につけるのだろうが、自分が上手く身につけられていなかった。

この本調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940) | 野村 進は、ノンフィクションを書くための作家としての調べる技術と書く技術について紹介されている。 この内容は作家にかぎらず、専門領域の調べものをする人にも非常に役に立つものであった。 そこで、調べる技術・書く技術を読んで学んだ調べる技術について、前半の調べる技術の部分でも特に、メディアからの情報収集の方法について残す。

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