「物語」のつくり方入門 7つのレッスンを読んで勉強したこと、その1

「物語」のつくり方入門 7つのレッスンを読んで勉強したこと、その1

前回に引き続き、漫画を書くべく勉強中です。 物語を作る本もいくつか読んだのですが、こちらの「物語」のつくり方入門 7つのレッスンが一番わかりやすかったので、こちらで勉強したログを残します。 今回はレッスン2つめの途中まで。

このブログを読んで良さそうとおもったら、ぜひこちらの本を買ってみてください。 本の方には、共通点を出すための視点や、例示などもたくさんあり、このブログでは得られない山程の体験があります!!

レッスン1

頭の中にある作品のことを全部書き出す

ストーリーの属性を書き出す

・タイトル ・時代 ・舞台 ・主人公の属性 ・作品を一言でいうと主人公が何をする作品? ・主人公は目標を達成するかどうか ・ハッピーエンドか否か ・読者はどんな気持ちになるか ・作品を3行で

作品の起爆剤を見つける

自分の好きな作品を列挙する。50〜100個 のちに、この列挙したエピソードを要約したり、共通点を見つけたりします。

自分の場合は、料理漫画において、なにか不思議なことが起こって、ネタバラシ的な解説が入り、自分の知識が増えていくというサイクルがとても好きなようでした。

焼きたてジャぱん

美味しいパンを作った技法や裏技を解説するシーン。 なんで、あんなにモチモチのパンを作れたの? 一度こねたパンの生地を洗うことでグルテンだけを取り出して、パンに加えたら・・・

小麦と卵だけでカステラを作れる・・・ なんで? 小麦は水についけておいておくと、甘くなってくる。 だから、その甘味を使ってカステラにする。

美味しんぼ

なんで、おいしくできたの? 実は、これは羊の脳みそなんだ。 とらふぐによく似たものといえば。

子供が梅干しを食べないけどどうして? 好き嫌いかとおもったら、変な調味料をいれているから。 本当の梅干しって、こんなふうに作るんだけど、安物は酢を入れることで手間を省いています。

中華一番

リー提督は、麻婆豆腐が食べたい。昔四川でたべた美味しい麻婆豆腐が。 どうしても、そんな食感にならない。 たべたら、うまい・・・! どうして、こんなものが。 実は、大豆を使ったんです。その時期、肉が不足していたから、大豆で代用したんです。

この麺はいったい・・・ それは、実は麺ではなくて、絞り出したものなんです。

どうしても、泥臭い湯で野菜になってしまう。。 それはこの地方の水が泥臭いから。 だから、先に水の表面に油をコーティングすれば、水の匂いが野菜にうつらないんだ。

レッスン2

レッスン2ではお話の大筋を作ります。

ストーリーでは、一番大きな気持ちの上がりどころクライマックスを作るのが大事。 これは、うまくいくんだろうか?と読者が思うことが大切。 ということは、その直前では、逆に事が起きそうなことを書く。

命が助かるなら、助からなそうなこと。 恋愛が失敗するなら、成功しそうなこと。

このうまくいくんだろうか?の疑問を、セントラルクエスションと読んでいます。

感想

ストーリー案が1つしかなかったので、1つだけ考えて、読み勧めましたが、 あとで似たストーリーが複数できたのであれば、それぞれを最初から当てはめて読んでみてください。 そうしないと、結構もったいない。

あとは、質問に答えたものは、どこかにシートとして残しておいて、 後ろの作業をするたびに戻って読み返して整合性を確認することがおすすめです。 いつの間にか、大事にしていた設定が抜け落ちてしまうこともありそうです。