自分でサービスを実施するときの価格の決め方と提示
概要
最近、副業収入をどういったタイミングで得ていくかの相談を受けることが多くなった。 自分では、あまり認識せずに感覚で行動していたため、複数人の方に説明したことを元に紹介する。
内容
価値の認識合わせ
自分の場合は、報酬に関して最初から提示しないことも多い。 経済学でいう効用価値を元に相手に価格を考えてもらうことが多い。 アドバイスなり、コーチなり、自分と過ごしたことでどれだけの価値を提供できたかから、価格を決めてもらう。
例えば、相手の時間が毎月50時間ほど増えれば、時間あたり2000円の人であれば、 10万円くらいの価値を提供することができるし、ビジネス的な考え方であるが。 もちろん、10万円の価値が提供できたからと言って、一律に5万円もらうなどではないが、 価値を認識してもらった上で、他のクライアントさんを元にやっている金額や、他の同業の人の金額も参考にしてお伝えして決めてもらう。
自分が2万円の料金で10万円の価値を出せたとしても、1万円の料金で10万円の価値が出せる人も居るかと思うので、需要と供給にも配慮する。 もちろん、相手が1万円で10万円の価値を出せる人を知らないと頼めないわけでもあるので、一概には言えないが。
報酬の決め方
クライアントがサービスを受けて満足するかなので、どうしても不満を持たれるのが不安であれば、 相手が不満を持たぬように、支払い金額に関して相手に決めてもらうことで、そのリスクを自分で負うこともできる。
相手に決めてもらうと言っても、もちろん価値の認識合わせをした上で、である。
相手に決めてもらうことで、「1万円なら次からこの仕事は受けなくていいかな」などと、考えることができる。 一度目の仕事がすごく安くなってしまうかもしれない、満足する金額を貰えないかもしれないリスクを負うことで、 相手に払った割には良いサービスをウケられなかったと思われることを避けられる。