学習関連情報の調査レポート

概要

学習系のサービス構築のため、学習の効率化や良いキャリアを学ぶための調査を行った。 学習やキャリアに関係するサイトの情報を簡単にまとめて残しておく。 あまり視野を狭く考えずに、社会人の学習から海外の学習制度など、関連のありそうなものは調べておく。

調査内容

人材開発の視点からの学習法

8つの知能MIで学習法を個人に合せる

心理学の世界的権威ハワード・ガードナーが教授が提唱する8つの知能MIに応じて学習法を個人に合せる方法を提案した話。 子どもの場合は、個性、得意分野、興味に合わせて学習をサポートすると、楽しみながら自信の可能性を広げられる。

  • 言語能力
  • 論理的数学的能力
  • 空間能力
  • 身体・運動能力
  • 音感能力
  • 人間形成能力
  • 自己観察・管理の能力
  • 自然との共生能力

参考:座学一辺倒に異を唱える!ハーバード大教授が明かす「あなた」に合う学習法 | 未来を変えるプロジェクト by DODA

学習モチベーションを維持するための工夫

学習モチベーションを維持するためには、「計画」「回転」「駆動」の3つが必要。 東大卒で起業を成功させた高いモチベーションを持っている起業家の方もまた3つのを実践している。 特に、「計画」を重視していて、目標を2週間単位に分割しPDCAサイクルを回して、2週間で必ずアウトプットを出すようにしている。 「回転」と「駆動」を促進するためには、他の人に自分がモチベーションを感じていることを話す。

参考:2週間で実践できる!ハーバード式モチベーションUP3つの原則 | 未来を変えるプロジェクト by DODA

変化に強い学習モードの作り方

変化に強い学習モードである「学習娯楽モード」を作るための工夫や支援の仕方についての紹介である。 学習娯楽モードを作るためには、「目的」と「プロセス」の2つに対して、自分で設定させることが重要である。 しかし、偏差値の高い学校に入ろうとすると、集団としての効率を求めるので手段を提供することが多くなる。 学習娯楽モードを育むためには、好きなことをとことん探求して、大きな挑戦をして失敗を克服すると良い。

参考:変化の時代の必須スキル 〜「5分で分かる学習好きの作り方」 | 未来を変えるプロジェクト by DODA

学習環境としての観点でみる職場に必要なこと

「人はインプットではなくアウトプットをするとき学ぶ」という事実を元に、会社の学習環境を良くする工夫を紹介している。 クリエイティビティは、1人で行うのではなく、複数人で発想したり協力する社会的な行動で、会社を工夫することで良くできる。 また、なにかをより深く学習するためには、メタ的な発想が必要である。そのため、アイデアを抽象化することで、 自分が考えていることに意味付けを行うことで、応用の効く学習になる。 具体的に職場に用意するのは、「既存の知識や技術を教わる場」、「アイデアをシェアして何かを作り出す場」、 「アイデアを多くの人に伝え共感を生み出す場」、「ファンが生まれ、社会の変革を実現する場」。 文化としては、チャレンジしても許される、失敗を許容するものが大切。

参考:会社を最高の学習環境に:元ハーバード大客員研究員が明かす”職場革新術” | 未来を変えるプロジェクト by DODA

人材育成のための方法論HPI

HPI(Human Performance Improvement)とは、個人と組織のパフォーマンスの改善と向上を支援する人材・組織開発の方法論である。 経験や勘で考えていた人材開発に対して、論理で考えるためのフレームワークである。 大きく分けると3つのフェーズで分類されていて、「あるべき姿と現状の人材の成果とのギャップ分析」「ギャップを埋める施策を実行」「成果と業績を測定する」に分かれる。

参考:Amazon.co.jp: HPIの基本\~業績向上に貢献する人材開発のためのヒューマン・パフォーマンス・インプルーブメント\~ (ASTDグローバルベーシックシリーズ): ジョー・ウィルモア, 中原孝子: 本

海外教育

以下に海外の教育制度の教育の特徴を挙げる

フィンランド

  • すべての子供に分かるまでにを基本的に、平等教育をしている
  • フィンランドの生徒は、学習到達度調査PISAに対してトップを占めていた
  • テストと序列付けを無くし、発達の視点に立った生徒評価をし、小学6年生までは通知表も無い
  • 教師の勤務時間は、部活動などなく、ほとんど授業時間のみ
  • すべての教師を大学院で養成し修士号取得を要請している
  • 生徒自身がともに授業を計画する
  • 共同作業を重視

参考:

ドイツ

  • ドイツは「努力」よりも「生まれ持った才能」が重視
  • 小学校4年のときに進路を決め、そのときの成績で進路が決まる
  • 進路は、大学、技術職、パン屋や床屋など特定の職業

参考:

まとめ

調査内容にも、メタ的な発想が必要だとあったが、自分も調べた内容について一段抽象的に捉えることで次のアイデアの元にしたい。