仕事やスキルを分解して理解することで仕事のミスマッチを減らす

「求人サイトでスキルを入力してください」といった質問が記載されていた。 こういった場合、人によって粒度が異なることもあるのではないか。 例えば、「プログラミングの研修」と記載した場合、それは一つの仕事の名前であるから、受発注には使いやすいが本人が自己理解することにはつながりづらい。(そういった目的はないのだろうが)

この「プログラミングの研修」の構成要素を分解することで、抽象的な得意なことを理解しやすい。 プログラミングの研修には、どんな仕事が含まれているのか。

上げてみると色々上がる。 目標設定、現場の調査、リソースの確認、費用対効果、中長期的な戦略、アサイン、リソース調整、研修全体構成、講座の構成、レビュー

このとき、プログラミングに依存しているものを確認するとほとんどなかったりする。

また、ここから自分の担当しているところが研修の設計で、目的などは上から決められていたり、資料の作成はするが講師は別の人物だったりすると、研修の設計から教材作成といったスキルが挙げられる。

自分のスキルが、「プログラミングの研修」なのか、「研修設計と教材作成」であり具体例がプログラミングの研修であるのか、では 今後マッチする仕事が異なるであろう。 広く仕事を設定する方が得やすくなるかもしれないが、得た後の不満は起きづらい。

こうして、自分のスキルの分解をして抽象化することで、仕事のミスマッチを減らしていきたい。