自尊感情・自己肯定感が低い・高いことでどんな事が起こるのかを「自尊感情の心理学」1章から

自尊感情・自己肯定感が低い・高いことでどんな事が起こるのか

概要

自尊感情・自己肯定感が低い・高いことでどんな事が起こるのか、社会心理学でどのように言及されているのか気になったので、心理学用語をできるかぎり使わずに意味を説明してみた。

参考にしたのは、おなじみ「自尊感情の心理学」1章の中間先生の章である。

内容

自尊感情の高さによって、同じ経験をしたとしても物事の捉え方が変わる

  • 自尊感情が低い人は、高い人に比べて、日々の出来事を否定的に捉える。
  • 自尊感情があると、不安やストレスを和らげる働きをしてくれる。
  • どうすることが最も自分にとって良い事なのかを考えて行動できるようになる。
  • 自己肯定感が高いと、物事を肯定的に捉えて、物事の原因も自己が肯定的にみなされるように解釈する。
  • ありのままの自分を受け入れている人は、他人と比較した評価への欲求を満たすことが得意
  • 自尊感情が高いと、課題の成功率の予測において、肯定的な考えを保つことができる。
  • 成功しても失敗しても、自尊感情の高い人は、出来事を肯定的に評価する。

評価を外に求めてしまう

自尊感情の心理学2章「自尊感情と本来感」の読書メモ

概要

自尊感情の心理学2章があまりにも良い内容だったので、読書メモを残す。

基本的には、自尊感情といっても、優越感と本来感に分かれて、その要因について検討している。

本の中から気になった部分をまとめ、解釈や感想を残す。

諸注意

同じ用語が、自尊感情と優越感とで説明されていて、表記の揺れがあるかもしれないが、元の本の章に出てきた意味として利用する。

内容

自分らしさと自尊感情

・「自分っていいな」と感じることは、自尊感情 ・「自分らしくいるな」と感じることは、本来感

自尊感情があって本来感がない場合は、「自分はいいなと感じるけど、自分らしさがない」 本来感があって自尊感情がない場合は、「自分らしさはあるけど、そんな自分を肯定できない」

自分らしくある感覚の概念化

自分らしさを感じるというのは、アイデンティティ(同一化)を処理するのは過程は重要そう。 アイデンティティは、何らかの属性や特徴に自分を位置づける認知的な処理。

しかし、そうした概念で捉えきれない。例えば、プロボクサーになるのが夢なのに、テレビをみながらポテトチップスを食べているのは、自分らしくないと感じから。

日常生活の中で「自分らしさ」とは、なんとなくの感覚。

自分らしさの感覚は、同一性や自己概念の認知処理の他に、体の調子や、気分、人間関係、生活上での出来事が関係する。それらを複合して、自分らしい、らしくないという感覚になる。

「自分らしい」と感じられていれば、今の自分の状態は悪くないようで、こうした生活や、行動を続けていく動機づけになる。らしくないと感じれば、何かおかしいから立ち止まって見ようとなる。自分らしさの感覚は、自分が納得できる方向になっているかの感覚かもしれない。

本来感尺度

人が自分らしさを感じているときに一般的な発言を集めた項目集。当てはまる度合いを5段階で判定。

・ いつでも揺るがない「自分」をもっている ・ いつも自分らしくいられる ・ 個人と自分を比べて落ち込むことが多い(逆転) ・ 人前でもありのままの自分が出せる ・ 自分のやりたいことをやることができる ・ これが自分だ、と実感できるものがある ・ いつも自分を見失わないでいられる

伊藤、小玉、"自分らしくある感覚(本来感)と自尊感情がwell-beingに及ぼす影響の検討"

自尊感情と本来感

大学生に調査した結果、自尊感情と本来感はともにウェルビーイングを促進していた。

本来感は自律性を促進するが、自尊感情は自律性を阻害する可能性がある。 「本来感を統制した自尊感情は、自分自身でものごとを判断・行動できなくさせる」と解釈できる結果が出た。ここから、想像をふくらませると、「自尊感情ばかり追い求めるあまり、人から褒められたり競争で勝つことに注力すると、自分を見失う可能性がある」と考えられる。

本来感は、主体的に自分の可能性を追求していこうとする意識(可能性追求意識)や、今よりも今よりもよい自分になっていこう という意識 (現状改善意識)と いった自己形成の意欲につながる。しかし、自尊心にはそういったことはない。

自分をいいと感じるその寄る辺

自尊感情 (あるいは自己価値感)が,何らかの物事にどれだけ依存しているかをとらえる概念として、随伴性自尊感情 (contingent seliesteem),または自己価値の随伴性 (contingency of seliworth)がある。

大学生に対して自尊源を調査したら以下の項目があった。

・対人関係 ・親密な関係 ・家族とのつながり ・友人とのつながり ・恋人とのつながり ・関係の恩恵 ・社会的な評価 ・他者からの受容 ・関係のスキル ・対人調和スキル ・意思表出スキル ・個人特徴 ・まじめさ ・やさしさ ・外見 ・知性 ・運動能力 ・芸術的感性 ・生き方 ・打ち込む活動 ・将来の目標 ・成長への努力 ・過去の頑張り

優越感・自尊感情・本来感と自尊源

自尊感情は、本来感と優越感に分かれている。

本来感は、内的に定着した資源に依拠していて、優越感は、外的な成功や評価に依拠している。

内的な自尊源は、将来への目標や、成長への努力。 外的な自尊源は、知性、外見、社会的な評価。

自尊源から自分らしさを支える

本来感を向上するための支援としては、以下のプロセス。

・将来の目標や、成長への努力に当人に目を向けさせる ・一緒に考え取り組んでいく

しかし、以下を気にすると、優越感にしかアプローチするできない。 ・知性 ・外見 ・他者からの評価

自尊感情を支える源を、外的な評価や能力で左右される不安定なものから、本人の内的な感覚や価値観などの安定したものに比重を変えていくこともできる。

そんなとき、自尊感情や本来感の低い人と、「どうしたのかな?」と時間をかけて一緒に考えることが助けになるだろう。

本来感は、誰かとつながっていると感じたり、自分の気持を誰かに伝えられることに関係している。 親密な誰かと一緒に居たり、暖かさや自由な気持ちで関われること。

本人の気持ちや悩みを安心して話してもらい、本人がどこにつまずいているか一緒に考えること自体が、その人らしさを取り戻すことに繋がる。 どう生きたいのか、どんな目標(将来の目標自尊源)にしたいかを考えたり、今現在のその人自身を肯定したり(成長への努力自尊源)当人が周りの人とどうやったら上手に付き合えるか、気持ちや想いを伝えられるか(対人調和、意識表出の自尊源)を支援することで向上するかもしれない。

解釈

「自分らしくある感覚の概念化」の解釈

自分らしさとは、辞書的には以下になる。

意味:「その人独特の性質・性格」 類義語は、以下。

・ 個性 ・ 持ち味 ・ 独自性 ・ 特異性

引用:https://thesaurus.weblio.jp/content/%E8%87%AA%E5%88%86%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%95

こちらの文書で扱われている「自分らしさ」は、自分らしさを発揮している状態、自分の思う理想的な自分らしさ、のように取られると理解しやすいかもしれない。

自尊感情と本来感」の解釈

仕事の観点と結びつけると、求められることをやるのが短期的に一番楽に成果が上がるから、上の言いなりに仕事をする人が多くなるが、これは自律性を失わせると理解することが出来るのではないか。

とはいえ、それまでの生活で自律性を発揮することがなかったから、そのまま自律性のないまま仕事をするときに、優越感、自尊心を満たす方向に進むしか選択肢がなくなってしまうのかもしれない。

辛い仕事をし続けるループにはいるのかもしれない。 自分をいいと感じるその寄る辺

「優越感・自尊感情・本来感と自尊源」の解釈

自尊源も、内的と外的に分類できる。

これは言い換えると、本来感はプロセス主義であり、優越感は結果主義であるのではないか。

優越感を満たそうとすると、結局の所は他人との比較になるし、結果になる。 上を見続けると、どこまでも上がいる状況になり、難しい。 世界で1番になれるものがあればいいが、そうでなければ、どこかで妥協して優越感を確保することになる。

それに比べて、本来感は、プロセス主義のように捉えられる。 皆が優越感を満たす状況にするのは難しいが、本来感を満たすことは可能であろう。

「自尊源から自分らしさを支える」の解釈や感想

簡潔にいうと、自分の目標に対して努力すること、他者との関わりに対して、寄り添いながら支援することで、本来感を得る支援ができるのではないか、ということ。

コーチングでいう目標についても、結果を大事にするものは行き着く先が優越感になり、自律性を失うことにつながってしまうかもしれない。 なので目標は、結果にならず、プロセスを見られるように支援する。

本人の気持ちや悩みを安心して話してもらい、本人がどこにつまずいているか一緒に考えること自体に意味があるので、その前後の本来感について確認したい。 気持ちや思いを伝えられるようにする支援も試したい。

その他参考になりそうな情報

近い概念をまとめて整理してくれているこちらの論文が良かった。

CiNii 論文 -  本来感研究の動向と課題 (創立70周年記念特集号)

f:id:sanryuu:20190311182611p:plain
自尊感情の区別と本来感の関連 論文より。

近藤先生の基本的自尊感情と社会的自尊感情

こちらの書籍では、本来感と優越感という分割の仕方をしていましたが、 近藤の先生が「基本的自尊感情」と「社会的自尊感情」という分割をされていたのでこちらで共有

  自尊感情には、基本的自尊感情と社会的自尊感情の2つがあります。   基本的自尊感情とは、「生まれてきてよかった」「自分に価値がある」「このままでいい」「自分は自分」と思える感情です。他者との比較ではなく、絶対的かつ無条件で、根源的で永続性のある感情です。これが弱いと自分自身のいのちの大切さに確信が持てません。   社会的自尊感情とは、「できることがある」「役に立つ」「価値がある」「人より優れている」と思える感情で、他者と比較して得られるもの。相対的、条件的、表面的で際限がなく、一過性の感情です。

[KKS]健康 子どもの心とからだの健康

肝心なのは、社会的自尊感情は他者の関わりによって変動するものであり、基本的自尊感情は揺るぎないものであるということです。

自尊感情の心理学1章の読書メモ

内容

自尊感情は、自分自身を価値ある存在だと感じること。

自尊感情が満たされるかどうかを能力の軸で判断すると、3つ要素がある。

  • 成功が願望を満たしているかどうか
  • 自分が重要だと考えている要素を満たしているか
  • イメージや感情の要素

1つ目は、いくら成功しても願望が大きすぎると満たされることはない。

2つ目は、傾斜配点のようなもので、できていないことが自分の中では重要でなければよいということ。

3つ目は、「他人に気を使う」という特徴があったときに、人を気にしすぎるなどと印象づいたりすること。

自己評価感情について、3つ存在する。

  • 何かの対象について乗り越えられると感じる領域特定的自尊感情、自己効力感に近い。
  • 何かを成功したり褒められることで得られる状態的自尊感情
  • その人自身の自己肯定感が高いとする全体的自尊感情

自己肯定感には、安定な人と不安定な人がいる。

主観的な幸福は、自尊感情が最も予測する因子になりうるが、因果関係は見つけられていない。 主観的な幸福に必要な何かしらの要素を持っていると、自尊感情も高まるのではないか。

美味しんぼから学んだ漫画を使った伝えたいことの伝え方

背景

30年近く前のアニメだが、Amazonプライム・ビデオで視聴できるため美味しんぼを見ていた。 すると、伝えたいことを伝えるというか、洗脳に近く、食に関する自分の行動の変化を感じた。 そこで、気付いたことを残しておく。

結論

  • 伝えたいことを簡潔にする(各話、作品どちらも)
  • 伝えたいことを絞る(一つ二つ)
  • 伝えたいことがストーリーの鍵になるようにする

伝えたいことを簡潔にする、伝えたいことを絞る

出てきた伝えたいことをいくつか列挙する。

  • ほうじ茶は飲む前に焙じるのが1番、大量生産を重視したほうじ茶はマズイ
  • 干物は鮮度と天日干しが大切、大量生産を重視した干物はマズイ
  • 梅干しは塩につけて干す工程が必要、大量生産した梅干しはマズイ

のように、ストーリーごとに伝えたいことを簡潔にしている。

また、複数の話で共通して大量生産ものを批判することで効率重視で味が落ちている製品は良くないことを伝えている。

伝えたいことがストーリーの鍵になるようにする

伝えたい事が「干物は鮮度と天日干しが大切、大量生産を重視した干物はマズイ」の話であれば、猫を使ったストーリーになっている。

猫に食事を取らせたいが、食べてくれない。アジの干物が好物だと聞いて、上げても食べてくれない。 アジの干物と一言で言っても、何か違いがあるんじゃないか、と感じている視聴者に、手作りの干物と、大量生産の干物の製作過程を比較して見させる。

すると、伝えたいことが知りたいという動機付けされた状態を通して、伝えたいことが伝えられる。 これで、さらに伝えたいことは記憶に残りやすくなる。

もちろん、食材の話や伝えたい話の部分以外は、ワンパターンな事もあるがひとつの型になっているようだ。 伝えたいことを伝えることに労力を割いているのであろう。

仕事をもらうための交渉法について考える

概要

やりたい仕事をやるための第一歩として、交渉は重要なスキルとなる。 交渉の基本的な考え方であるWin-Winの関係を作ることができないことが多いように感じる。 そこで、仕事をもらうときに具体的にどう話すのが良いか検討する。

仕事をもらうときには、「私がやりたい」というのか、「あなたを助けます」というのか。 結論から言うと、Win-Winにするのだから、両方を満たすように話す。 どの程度、「やりたい」と「助けます」をバランスするのかは、どのくらい確実にその仕事を受けたいか。

内容

改善できるケース

やりたい気持ちだけ伝える

一番多く見かけるケースが、相手からしてどんなメリットが有るか上手く伝えられていないことである。 この場合、自分のやりたいことを全面に伝えたりしている。

自分が相手とある程度関係性ができているなら、この方法でも良いだろう。 XXくんはいつも頑張ってくれているから、この仕事を任せようと思ってくれるかもしれない。

しかし、これを新しく仕事をしたい組織でやると、相手が求めていることと、自分がやりたいと思っていることが一致していないと仕事を受けられない。

なので、このケースで上手くいかない場合は、相手から受け入れられない、拒否される結果になるだろう。 そんなときは、相手にとっては何がメリットなのか確認し、そこへ貢献することを伝えるのが良いだろう。 とはいえ、この後もいろんなテクニックがあるが、それは別の記事で。

自分のメリットが少なくなりすぎる

逆の場合では、やりたい仕事を貰おうとしているのに、仕事を受けるために条件をいろいろ譲りすぎているなどもある。

会社の場合は業務外や、外部の場合は無報酬など、報酬を貰える場合でもやりたいことだから、相手に良い条件を譲りすぎる場合もある。

これは、最初の仕事だったりすると良いのだが、継続してずっとボランティアになったりすると大変な場合もある。

なので、このケースで上手くいかない、改善できる場合は、同じ状況から抜けられないなどになるだろう。 一時的には問題ないが、長期的になると辛くなるので、途中で条件変更の交渉をしてみよう。 見合った貢献できているのであれば、条件を良くしてもらうことができるだろう。

その他テクニック

選択肢を増やす

複数の選択肢を比べる。比較対象を作る。需要と供給のバランスから決まることを考えても、その相手から 例えば、相見積もりするなど。

相手のことを知る

相手のことを知ることで、助けになることを多く提示できる。 また、自分が気づいていることも相手が気づいていないこともあるので、相手が何を知っているのか確認することも有効である。

また、何の指標を大事にしているのか確認するのも良いだろう。 利益を大きくしようとする人に、いきなり顧客満足度を上げられますといっても許可されない場合がある。 顧客満足度を上げることが、どう利益拡大に貢献するのか説明できると良い。

知識をつける

心理で人間の仕組みを知ることや、経済の仕組みを学ぶことで、相手によりよい提案ができるようになるかもしれない。

読書記録『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』1章

概要

自己肯定感つながりで、近い本として繊細な人向けの本を見つけたので、そちらについてまとめる。 1章で診断やら、全体の方向性が分かるので、こちらを参考にしたい。

こちらの本は、HSP(Highly Sensitive Person)、生まれつき刺激に敏感で、周りからの刺激を過度に受け取ってしまう人を対象に書いている。

内容

「繊細でストレスを感じやすい人が、繊細な感性を大切にしたまま、楽に生きる方法」を書いた本

こんなあなたは繊細さん

以下の心当たりがないか確認

「職場で機嫌の悪い人がいると気になる」 「人と長時間一緒にいると、疲れてしまう」 「小さなミスに気づいて仕事に時間がかかる」

繊細さんは5人に一人存在

生まれつき、いろんなことに気づく性質。

方針としては「気づかないようにする」のではなく、気づいたことにどう対処するか。

自分の外側にあるものにも、内側にあるものにもよく気づく。

繊細さんは、よく気づくけど、いいものだけではなく嫌なことにも気づく。だから、良いものに気づくようにしたい。 しかし、ストレスが多い状態だと、いいものに気づけなくなってしまう。

だから、良いものを感じるために自分の環境を自分で決めていくとよい。職場、仕事、友達、家など。

自分が繊細さんかどうかは、アーロン博士の作ったこちらの診断で判断する

  • 自分をとりまく環境の微妙な変化によく気づくほうだ
  • 他人の気分に左右される
  • 痛みにとても敏感である
  • 忙しい日々が続くと、ベッドや暗い部屋などプライバシーが得られ、刺激から逃れられる場所にひきこもりたくなる
  • カフェインに敏感に反応する
  • 明るい光や、強い匂い、ざらざらした布地、サイレンの音などに圧倒されやすい
  • 豊かな想像力を持ち、空想に 耽りやすい
  • 騒音に悩まされやすい
  • 美術や音楽に深く心動かされる
  • とても良心的である
  • すぐにびっくりする(仰天する)
  • 短期間にたくさんのことをしなければならないとき、混乱してしまう
  • 人が何かで不快な思いをしているとき、どうすれば快適になるかすぐに気づく(たとえば電灯の明るさを調節したり、席を替えるなど)
  • 一度にたくさんのことを頼まれるのがイヤだ
  • ミスをしたり物を忘れたりしないようにいつも気をつける
  • 暴力的な映画やテレビ番組は見ないようにしている
  • あまりにもたくさんのことが自分のまわりで起こっていると、不快になり神経が高ぶる
  • 空腹になると、集中できないとか気分が悪くなるといった強い反応が起こる
  • 生活に変化があると混乱する
  • デリケートな香りや味、音、音楽などを好む
  • 動揺するような状況を避けることを、普段の生活で最優先している
  • 仕事をするとき、競争させられたり、観察されていると、緊張し、いつもの実力を発揮できなくなる
  • 子供の頃、親や教師は自分のことを「敏感だ」とか「内気だ」と思っていた

以上引用。12個以上当てはまると繊細さん(HSP)

繊細さんは、人といると疲れてしまうことがある。 表情、仕草、声のトーン、話の内容など、他の人よりも多くの情報を受け取る分つかれてしまうこともある。 そんなときは、一人でゆっくりすごすのがよい。

繊細さんは、非繊細さんよりも仕事が遅く感じてしまうことがある。 それは、非繊細さんが気づかない多くのリクスに気づくことができるから、そのリスクを避けようとすると他の人よりも時間がかかってしまう。ベストな状態が分かるから、動けなくなってしまう。そんなときは「とりあえず」やろうと動くと良い。

自分の意見が無いと言われることがある。 これは、いろんな状況を加味して一番良いもの、相手の欲しがっているものを渡そうとすると、答えるまでに時間がかかってしまって黙ることになる。 そこで、「意見がない」などのフィードバックを貰っても、意見がないわけでなはないから気にしなくても良い。 そんなときは、100%の正解でなくても意見を言ってみると良い。

繊細さんは、気づいたことに半自動的に反応する。だから、自分の意見よりも他人の意見を優先してしまうことがある。 自分はアーティストになりたいけど、親が安定した仕事についてほしいと考えているからと思って、安定した仕事しか選択肢に上がってこなくなってしまう。いつの間にか親の考えが自分に反映されてしまう。 そんなときは、一度踏みとどまって「自分はどうしたいんだっけ?」と自分に問いかけて対応するかどうか、方法はどうするかを自分で決める。

自分の「こうしたい」という本音を大事にすると、楽になり元気に生きられるように人生が変わる。 自分を作り変えるのではなく、自分のままで生きる道を模索する。

伝え方

最初に、あなたの努力が足りないわけでも、わがままなわけでも、能力がないわけでもなく、そういう性質だということを説明する。だから、それを上手く活かす生き方をしようねと伝える。

  • 無意識のうちに作り出している枠組みを教える。
  • それが元でどんな事が起きるか説明。
  • その枠組みを封印するための枠組みを提供。
  • 過去にどうなったか、どんな人が居たかを説明。

理性で押さえ込んで不幸になることを防ぐ 世間で言われることに振り回されている事を減らす。

「●●でいいんだよ。」「じつは、●●なんだよ。」

困ってた事に対して、「実はこういう理由があるからなんだよ」と伝えるから意味が大きい。

電話を取らないなど、すぐに少しだけ試して見れることを伝えることもある。

自己肯定感に関係する用語の調査

モチベーションの12の理論を元に自己肯定感に関係しそうな理論について調査した。

ここで得た知識を元に本屋にいくと、以前は見つけられなかった以下の本に出会えた。今後は以下の書籍のまとめを作りたい。

自己肯定感と自尊心

自己肯定感も、自尊心も英語で表すとself-esteemとなる。

自尊心はは、”自分の人格を大切にする気持ち。また、自分の思想や言動などに自信をもち、他からの干渉を排除する態度”とされている。 デジタル大辞泉

自分の人格を大切にする気持ちの部分は、自己肯定感と近い。干渉を排除する気持ちの部分は異なるため、自尊心の方が範囲が広いのではないか。

自己効力感 モチベーションの12の理論から抜粋

自己効力感は、英語でself-efficacyとなる。 ”自己の能力への確信の程度、信頼度のことを指す” モチベーションを学ぶ12の理論 p254

自己効力感が強いと、人は困難な状況や難問を、乗り越えるべき試練、挑戦すべきものとして捉える。 課題遂行のための努力や時間をどの程度投資するのかにも影響を与える。

禁煙をすれば健康に良いということが分かっていても行動できない場合、何をすべきかは分かっているが自分にはうまくできそうにない、と思ってしまう。これは、自己効力感が低いから起きている。

行動をしたら結果が起こると考える「結果期待」は満たされているが、自分が行動できると考える「効力期待」が満たされていないと、行動を起こさないから結果に結びつかない。 セルフ・エフィカシーは、この2つの期待を含んでいる。

セルフ・エフィカシーは4つの形成要因がある。自分で決めた行動を達成し成功した経験である達成体験(行為的情報)。セルフ・エフィカシーの形成・変容過程で、最も効果がある。逆に失敗体験はセルフ・エフィカシーが下がる。困難に打ち勝った成功体験が効果がある。

自分以外の他者が成功したり達成するところを観察する代理経験(代理的情報)。「これなら自分にもできる」と考えられる。他者が自分と類似点が多ければ大きいほど、効果が大きい。

他者から能力があることや達成の可能性が高いことを繰り返し言語で説得される社会的説得(言語的説得の情報)。説得者の権威や信憑性に関係するが、最も手軽な手法。社会的説得のみによって高められた自己効力感は、消失しやすい。暗示や自己教示を補助的に使って、達成体験や代理経験を用いる。臨床現場では認知の置き換え(リフレーミング)として応用されている。

肯定的な気分で高まり落胆した気分で下がる生理的・情緒的喚起(生理的喚起の情報)臨床の現場では、イメージエクスポージャ、象徴的奪脱感法、筋弛緩法などが使われている。

能力を持っているとしても、自信を過小評価していると、低い目標を設定し、目標を簡単に諦める。

自尊心も自己効力感も、正確に見るよりも楽観的に見るほうが建設的。 実はうつ病患者の方が現実を正しく反映していた。

グラハムやワイナーといった動機づけ研究者も、自己効力感が最も確かな行動予測変数だとしている。

自尊心と自己効力感

  • 自尊心:自分自身の価値に関する感覚
  • 自己効力感:ある目標を達成するための能力が自分にあると思う感覚

自分が価値を見いだせないものに関してできなくても自尊心は傷つかないが、自己効力感は下がる。逆に、何かをうまくできたとしても、それに価値を見いだせなければ、自尊心が上がることもない。

何かの目標達成については、自己効力感の方が予測に向いている。