キャリアを考えるときに目指す理想と避けるべき状況

概要

これまで、いくつかのキャリアやスキルを学ぶ時の考察を行ったので、改めて目指すべきな状況と避けるべきな状況について整理する。 目指すべき理想について確認し、それを阻む問題と対策について考える。

過去に、和波さんのビジネスモデル症候群の話では、こうしたら成功するパターンを導き出すのは難しいし、 運の要素もあるので再現ができないことが多いので、失敗を考え、避ける方向で考える。

目指すべき理想

自分の今考える目指すべきな理想は、前回のWill,Must,Canの記事で紹介した Will,Must,Canが満たされている状況であり、やりたいこと、できること、必要とされることを満たした仕事をしている状況である。 これが常に満たされた状態を保つ、または常に満たされた中でも状況がよく鳴り続けるようにしたい。

順序としては、Mustを満たしお金を稼げる状況のものを確保し、Canを満たし得意なことを発揮できることを行って成果を大きくし、 Willを満たしてより楽しい仕事をすることが理想だと考える。 特に、社会人になると、常にMustを満たす状況(収入のある状況)を維持しないといけないため、状況を向上させる難易度が上がる。

避けるべき状況

避けるべき状況をいくつか紹介する。

就職活動に失敗する

就職活動に失敗するとは、就職できなかった事だけではなく、思っていた会社で働けなかった、思っていたより面白くなかった、 想定した仕事ができなかった、などを含めて考える。 就職できなかったパターンに関しては、自分の会社に対する認識が合っていなかったり、学生生活の送り方の戦略を間違えていることが問題になる。 入社後に上手くいかないのは、自己分析や自己理解が足りなかったパターンと、会社や仕事の分析・調査不足が主になる。

対策としては、早い時期から常に自己分析を行いながら、自分の価値観を検証すること、会社で早い段階から働く機会を作りギャップを埋める。

都合の良いように使われる

会社に都合の良いように使われる結果として、健康を害してしまう(精神的に、肉体的に)ことや、市場価値が下がってしまうことが挙げられる。 自分の市場価値が低いと、転職や交渉といった手段をとって現状を好転させることが難しくなってくるので、対策として自分の市場価値(Can)に 当たる部分を向上させる。

まとめ

自分の考えるキャリアの目指すべき理想と避けるべき状況について考えた。 今後も、目指すべき理想に対して有効な方法を考える。 一度、市場価値を上げられるサイクルに入ると、どんどん良くなってくるので目指す価値はあるので、そこにエネルギーを使っていきたい。