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UX忘年会の講義録

概要

Schooで開催されたUXデザイナの先生による対談形式の授業の内容をメモです。
講師は、坂田 一倫先生、鞍立 寛子先生、瀧 知恵美先生、山本 郁也先生です。
内容は、デザイナのキャリア形成や、UXデザインに対するマインドセットを紹介です。

内容

ユーザの反応や発言を鵜呑みにせず、理由と解決法を考える

最初は、作ってからユーザビリティテストを最初にやる方が良いのではないか。
ユーザの反応を見て、鵜呑みにするんじゃなくって、どうしてこう思うんだろうって疑問を持つのが大事。
そこから、どうやったらそれが解決できるか考える。

メンバと共通認識持ち、実現のために組織を変える

UXデザインって文化や組織論?

一緒にものづくりをするメンバーとして共通認識を持つためにデザイナが動く。
ユーザに一番近いのがデザイナだから、理想を考える。
それを考えると、実現のために組織を変えていく。

理想と現実の文脈に落すのがUXデザイナ

理想もあるけど、目の前の制約も含め現実問題もあるよね。

理想ばっかり追っていたら、だめだよね。
KPIはこうで、現実はこうで、理想はこうだから、
落とし所はこうだよね。

ってのを文脈を通してどうにかするのがUXデザイナじゃないか。

『リリースしたあとにどこを直すべきか』など、
ロジックを組み立てておくと良いのではないか。

組織としてUXをやるのは、時間がかかるので目指すところを決める

UXは、すごく時間がかかる。
プロジェクトとしての締めがあるので、どういうところを目指しているのか決める。
期間と目指すべきゴール。

理想を目指すには理想と現実の中間目標を

AsIs,ToBe,CanBeのように、
理想と現実の中間の目標を決めてあげるとよいのではないか。
すると、理想がブレにくくなる。

他のメンバに「ユーザがどう思うか」聞いて意識してもらう

ビジネスニーズとユーザニーズを両方達成できる方法を考える。
「これって、ユーザはどう思いますかね?」って問い掛けながら進める。

理想と現実のバランスが大事

理想を語るだけではだめなので、バランスって大事。
コンサルに聞いて、理想だけ言われてもこまるよね。

ビジネスのことだけ考えるって思考停止するのってすごく楽。
だけどユーザのことも考えたい。

クリエイティブコモンズでもあるように、バランスを大事にする。

ビジネス視点・技術視点・ユーザ視点のバランスを保つことがデザイナの一番の価値。
抽象的なものを具現化する。
3つの視点に気づかせてあげるのが一番大事。

デザイナの仕事は空気を共有すること

デザイナの仕事は作るところじゃない所が一番大事じゃないか。
最近はMTGばっかりしている。
MTGして顔合せて、空気を共有して、それがデザイナの仕事かな。

職種や肩書で分けない

職種や肩書きで分けないようにしよう。
肩書きで切ると、自分の担当範囲外に口を出さないでってやりはじめる。

アメリカでは良く言われているけど、
What i do
こんな環境で、何をやっていて、こういうことが得意です。

ユーザが何を求めているか追求できる人がUXデザイナ

何ができるとUXデザイナって言えるの?

デザイナ向けてはUXデザイナって名乗っている。
何ができればいいかは、狭めることになるから言いたくないけど、
ユーザが何を求めているか追求できる

わからないを無くして楽しいを作る

デザイナの仕事は、
「わからないを無くして楽しいを作る。」
前後のストーリーが悪いのか、ビジュアルが悪いのか。

やったことないことをやるのが一番の学びではないですか。

手法にとらわれずにユーザのことを考える

LeanUXとデザイン思考ってどう違うのって分けて考えずに、
そういう考え方が大切だって思ってもらえたら良い。

自分だけで考えないでいろんな人の話を聞いて視野を広げる

ユーザビリティテストのときに脳波から感情分析できるようになるのでは

UXは、簡単に測れる数値があるわけではないが、
脳波を分析してパターン化できているので、ユーザビリティテストのときに使えたら
感情分析できるのではないか。

元エンジニアのデザイナにも強みがあってよい

エンジニアからのUXデザイナって?

組織の中でコミュニケーション取れる人間が増える。
スクラムプロジェクトも回しやすい。
UXデザイナの一番の仕事はコミュニケーション。
エンジニアとコミュニケーションを取れるのが一番のメリット。

デザイナになるには実践経験を積む

デザイナになるには、どんな勉強をしていったらいいか。

デザイナとしてスキルアップするためには実践経験。
躓いた経験を詰むのが大事。
本を読んでメソッドを学んでも上手くいかないこともあるので、
ちょっとしたことでもいいので実践を。
ユーザのことを考えるのでも、チームメンバを集めて話す。

話す力、伝える力を鍛える。
プロジェクトマネージャになって、俯瞰しながらいろんな人と話す。
空気を読む力を磨く。言語化できる能力。

なんでだろうって思って、それを解決する物をつくる。

いろんな物作りにかかわったことが良い。
アンテナを巡らせる。

まとめ

ユーザの反応や発言を鵜呑みにせず、理由と解決法を考える
組織としての理想と現実の中間目標を立てる
他のメンバに「ユーザがどう思うか」聞いて意識してもらう
ユーザが何を求めているか追求できる人がUXデザイナ
手法にとらわれずにユーザのことを考える
デザイナになるためには経験を積む

補足

会話すべてをメモしているわけではないので、一部勝手な補足の文言を追加させていただいたりしています。

前提として、ここで出てきているデザイナとは広義のデザイナを指すことが多く、
イラストレータ・グラフィックデザイナというものとは少し違うかもしれない。