「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 の1,2章メモ
「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 の1,2章メモ
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こちらの、書籍、「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 を読んだのでメモを残す。
わかるとは区別をすることだ。 象形文字は見ても覚えられないけど、それは区別をしてないから。 名前をつけて区別をすることで、違いが分かるようになってくる。
そして、その区別したものを何度も確認すると、脳のその部分のシナプスが太く太くなっていって、より上達してくる。
人は、曖昧な表現を使って言葉のやり取りをするが、意味を確認したり辞書を引いたりしないと異なる意味で使ってしまうので良くない。
人は音と共に文化が刷り込まれていて、音を聞いたら共通理解ができる。「メ」ときいたら、「目」が連想されるように、日本語は120の音からできている。 だから、ITを情報技術と訳しても、インフォメーションテクノロジーと外来語をそのまま訳しても、曖昧になる。
記号も同じで、卍という文字を見ても、神社だと思う人もいれば、ナチスだと思う人もいるし、マジ卍だと思う人もいる。