講演家の伝え方が非常に丁寧だったので重要なポイントを拾ってみた
部下から尊敬される上司が行っている、たった一つの方法 こちらの動画の伝え方が非常に丁寧だった。 内容が正しいというつもりもなく、 少ないやることを伝えるために、なぜ必要なのかひたすら話をしていた。なので、前半の一部を取り出して、何がうまかったか考えたメモを残す。
伝え方
最初に、多くの時間を使って動機づけをやっていた。 自分たちの身につけるスキルはどうして必要か、延々と話をする。 1.5時間の講演のうち、問題提起とその具体例など、30分ほどかけて動機づけをしていた。
どんな状態になるかイメージできるように話している。 問題であれば、こんな風に起こるんですよ。こんな風に言われるんですよ。 解決策であれば、こんな風に言われました。こんな事が起こりました。 とにかく具体的な情報がかなり入る。 厚生労働省の情報のような、客観的な情報を持ってきている。その発生した問題のうち、殆どがコミュニケーションがあれば解決する問題だと話している。
すこしだけ、簡略化すると、次のようになる。価値観の違いによって起こる。価値観は、こういうものだ。具体的にはこう。なぜ変わるのかは、こんなことがあったから。具体的にはこう。なぜなら、こんなことがあったから。この人達は、こういう行動をする。
問題の要因を話したら、なぜそれが生まれるのか具体的なケースを元に話をするようである。
内容
自己紹介兼なぜ自分がこの内容を話すのか
- マクドナルドは人材育成企業で、その企業に自分は居たから
- なぜ、マクドナルドが人材育成企業だと言えるのか
- 講演聞いたらいい話だったではなく、劇的に現場が良くなるようにします
- なぜなら、自分は講演のプロだから
- それができないと意味がない
- でも、それでもできるわけないじゃないかと言われると何もできなくなる。
- だから、行動だけはしてほしい
動機づけ
- 構成等同省の調べで出てきた現場の悩み
- 第二位 負担に思う業務量と業務内容
- 第三位 業務上のミスや事故
- マクドナルドでナゲットの問題が報道されたときに
- 第四位 社内や取引先からの絞られる
- 無茶な仕事、むちゃな価格を迫られる
- 第五位 職場の環境変化によるストレス
- 第一位想像してもらえますか?
- 人間関係とコミュニケーション
- 3割以上の人がコミュニケーションでこまっている
- 割合は、対上司が60%
- 同僚チームワークが40%
- 3割以上の人がコミュニケーションでこまっている
- と考えるとコミュニケーションと言いたいけど
- 負担に感じる業務内容や業務量は減らせないよね。
- 抜本的なビジネスモデルを変えないといけないですよね。
- 現場レベルで何が解決できるか。
- 業務上のミスや事故はどうやって防ぐか
- コミュニケーションで防ぐしかないと思う。
- コミュニケーションの上手い人が外とやり取りすれば減る
- 上司がアカウンタビリティ、説明責任を果たすと解決する
- 業務上のミスや事故はどうやって防ぐか
- ということは、ほとんどの問題はコミュニケーションで解決できる
- 人間的に未熟な人ほど自分が変えられるとは思わない
- 人は役職が上がるほど自由度が高いので自由度の高い管理職が一番変えられる
- 管理職がコミュニケーションを諦めたら存在価値がない
- 中間管理職にはコストが発生するから解決しないなら居ないほうがマシ
- 解決する問題はコミュニケーション
- 人は役職が上がるほど自由度が高いので自由度の高い管理職が一番変えられる
コミュニケーションの問題はなぜ起きるのか
- 価値観の違いが起きるか
- 同じものを見たときに何を考えるかの違いが価値観
- 例えば
- 水だと思う人
- 誰が用意したのかな
- 半分も残ってる
- ブランドイメージで成功したんだよね
- 価値観とは過去の体験から出ていている
- 飲料メーカーの人は伊藤園の売上シェアの〜〜
- 例えば
- 価値観が違うから起きる
- 価値観は生まれていて経験したものの違いから起きる
- あなたと同じ経験をしてきた人は居ますか?
- 価値観の違いは受け入れましょう。
- ジェネレーションギャップも価値観の違い、イデオロギーとか、住んでいる場所によっても違う
- 各年代によっても違う
- 70代以上の人は食べ物
- 70代の人は戦争のときに思春期を迎えている
- 過去に食べ物が足りない経験をしてきた
- 親も食べさせようとしていた
- その年代の人からは、「とりあえず飯食いに行くぞ」と言われる
- 力を借りたいなら、そのときに行って沢山食べるほうが話を聞いてくれる
- 田中角栄さんの格言の中にも、「腹いっぱい食ってから話はその後だ」
- 40〜60代の人はお金
- 高度経済成長の時代に思春期を迎えている
- プロジェクト成功したらボーナスをたんまり出すよと言われたら頑張れる
- ボーナス貰えるなら休みなんてって人が多い時代
- お金で評価してくれるなら頑張って仕事をする
- その世代がトップにいるから、今の会社はお金でコントロールしようとする組織が多い
- 20〜30代の人は存在
- なんのために生まれてきたか感じたい
- 言語化できていないかもしれないけど
- それまでと大きく違う。前は物質的なものに喜びを感じていた。
- なぜなら、生まれてきてから食べ物もお金もそんなに困っている人が居ない
- 今の子は、餓死する人を殆ど見てないはず。
- お金がなくて学校をクビになる人もほとんどいない。
- 70代以上の人は食べ物
- 価値観とは
- 余ればいらなくなる。足りなければ欲しくなる。
- 高度経済成長の時代は、ホコリを失った。
- それまでは、強さが誇りだった。だから、今度は経済で取り戻そうとした。
- それが日本人がホコリを取りもどした要因だった。
- だんだん、社会のレベルが上ってきたから、変わってきた。
- 精神的なレベルまであがってきた。
- だから、レベルの高いものを提供しないと働けなくなっている
- 昔は業績連動型の給与体系なら、がんばれた
- 今もお金は大事だから働ける人はいる。
- だからといってお金を払わなくてもいいわけではない
- お金のため「だけ」では働けなくなってきた
- どちらかというと、認めてもらってる、チームの為になっている、社会のためになっている
- 精神的な欲求があるから、精神的な報酬を提供できるようにならないといけない
- だから、認めないといけない
- お金のために働く、服がめっちゃ好き、お客さんの笑顔が見たい
- 全部をいいねって言わないといけない。
- 各年代によっても違う
- 同じものを見たときに何を考えるかの違いが価値観
- このための具体的な力は、聴く力、洞察力、承認力になる
- 信頼関係を構築するために聴く