「自己肯定感を育む授業をつくる」に参加しました

自己肯定感を育む授業をつくるに参加したメモを残します。

はじめに

1自治体1億円の作業で、 公共施設予約案内システム開発 4000万円 1自治体あたり、9300万円節税

文科省がだめだって言ってたけど、 データが出たので、NHKを読んで1年間取材してきた。

サービスが向上するほど、市民の満足度は下がる。 地域活動に参加している人ほど、満足度が高い。 受動的な消費は、作る満足に勝てない。

講師の考え方

大切なのは多様性

多様な教育の条件 安全安心 ・教員が居つばでマイナスにならない ・教員も生徒も楽しい

成果を計測不可能 多様な影響があって、因果関係を証明できない。

偏差値68の都立学校 「勉強しないと大学に入れませんよ。」となったら、生徒が不登校になった。 母親に責任を追求された。

日本の子供の自尊感情はなぜ低い

38%の子供を心療内科に勧める。 オランダは、国全体としても高い。 オランダの日本人学校も高い。 オランダの日本人学校は、日本の先生が派遣されておしえている。

保育園まで、立てたね、とか過去の自分と比べて褒められる。 学校で比較される。

両国高等学校

偏差値の低い学校では無理だって言われて頑張ってみたら、 定時制の学校でもうまくいった。

自己肯定感を育むために、学校教育を利用する。

30秒 フルネーム 好きな食べ物とその理由 あいてのほうをみて、 にっこりして、あいずち、取らない。

聞いた話を共感してあげる。

問題をおしえながら、全員で得く。

クラス全員に問題を出して、

こんな工夫があったのでは?

褒める場面がいっぱい会った。 同じ内容くりかえしやる。やれば、できる。 顔見て、笑顔で見てっていうのがよかった。 自分がどういうところに共感しているのか分かる。和を広げる 褒めろって言われて褒めているけど、気分いい。 ほめんと、が残るのがいい。 満点にして直して出す。 隣で褒めるのはうけいれづらかったりするけど、書くのは。

考えを受け入れてもらえる軸、やったらできるっていう軸。

夜間の定時制の学校だから、すごく配慮した資料。 偏差値でいうと55。

育むコツ

・叱らない ・ほめない ・待つ

叱らない

寝る

叱らないためによく寝る。7時間以上。22〜2時を堅守、疲れが取れる時間だから。 プロ野球の選手は、スキルが伴う。 プロ野球の落合は、毎日10時間寝ていた。

朝食、昼食をしっかり。

お腹いっぱいの人は怒れない。 昼食、夕方はイライラしやすいことを自覚して。

イライラしそうなら物理的に離れる

生徒がイライラしないコツ

勉強せずに成績が上がる方法として7時間睡眠、22時には寝る。

青い色を見せることで落ち着かせる効果がある、。

音に配慮してヒーリングベル

絵を描いてもらう

似顔絵、イラストで要約。

スケジュールを板書

右上に、スケジュールを入れる。 15分以上同じことをしない。

細かな時間設定・カウントダウン

ゲーム感覚 スマホゲームに慣れている生徒はイライラしやすい。

体を動かす

少なくても15分に一回は、立つ仕組み。 気持ちもリセット 集中力アップ

笑顔になる、笑顔を描く

ミラー効果

生徒全員「名字+さん」と呼ぶ

特定の生徒だけ名前で呼ぶ。 特別な依存関係にしない。

丁寧語で話す

まず「わからない」を体験させる

安全・安心の席(思春期→1人席も含めたグループ席、学童期→グループを変える)

思春期は、限られた生徒と関わるのが精神的な安心に関わる。

人数少ないと、1人あたりの発言多、プレッシャー増 男女ペアにすると、男子の成績が上がる。

向き合わずに同じ方向を向くとプレッシャー下がる。 会話の基本は傾聴。

傾聴

話し手の自信は見えない 聞き手のスキルは見える。

相手の話をとらない。

それでも話せないのは

筆記による意見交換、ブレインライティングを始める。 話さないけどLINEでは意見をいうって話を聞いてから取り入れたらうまくいく。

注意するときは、あなたメッセではなく、私メッセ。私は静かにしれくれると嬉しいです。

問いで介入する。気になることがりますか?このまま私の説明を続けても良いですか?

穏やかに何度もくり返し言う

しつこいって言われるくらい、優しく何度も何度も。欲に幼年期。

何度も注意が必要な生徒は、こっち見て行動をしている、。 母性性を十分に与えられていないので、父性性を受け入れることができない。

他の生徒の前で指導しないで、放課後に担任と一緒に授業

初回の授業に、指導してもいいか同意してもらう。指導しますねって。

褒めない

君は本当はできるんだよっていうと、しなかったことを責めることになるのでは? 99点で満足させてしまうのではないか? 褒めることで内発的な動機を奪うのでは? 道具的条件付け、主体性を無くすことではないか。

生徒の価値観をリードしてしまう クラスでうくことを恐れてしまう 1人の教員は少ししか褒められない 公平性に欠ける

共感する

「どんな気持ちだった?」 「私もそう思うよ」 どんな状態にも対応できる。

生徒は褒められる経験は必要。

褒めるのは他の生徒から

生徒同士で褒める感謝し合うのが良い。 思春期は生徒同士で価値観を共有する

誰が生徒を褒めるのか、自分

ふりかえりをして、良かったところを聞き続ける。 メタ認知する。 最初は人に褒められたことを。

整理

  • 主語を「私」とする感謝の言葉
  • 主語を「私」とする共感の言葉
  • ほめることば

クラスメイトから必ず褒められる問い

オープンクエスチョン 自分のオリジナルの考えを褒められるので、自己肯定感が高まる。

一人を指さない

一人を指す場合には、全員にボーナス点 クラスで全員で小さい声でいってみましょう。せーの。

待つ

一回の授業で自己肯定感が育まれるわけではない 時間がかかるので、ほめず、叱らずの授業を続ける

授業が上手くいかないのは、生徒のせいでも、教員のせいでもない。 システムのせいにする。

生徒の意見を聞きながら改善を進める。 授業改善のアイデアを集めると、

二学期になると、だんだんめんどくさいと。 そのくらいの時期にできるようになってくるから、取っ払う。

生徒が意見をすることで、自分たちで作ったという経験にする。

そうじ

バラバラにお願いをすることで、それぞれがバラバラに終わった報告がくる。 ミニ教育相談をその時間に入れる。 そういえば、先生はあれを気にしてくれてるんだってのが、わかる。 これは、効果的でした。放課後に15分取れないかな。っても言える。

受験指導

勉強しよう、頑張ろうとは言えない。 体調は大丈夫ですか?困っていることはありませんか?とこまめに聞く。 気にしてくれているんだなって思う。 起床就寝、朝食、昼食の有無を聞く 朝に投稿前に教室の掃除をする← 一番感謝された。生徒にも保護者にも。 保護者にも、「勉強しよう」「頑張ろう」と言わないようにお願いして、その思いをどこかに出したいなら料理を一品増やして。

遅刻指導

叱らずに福祉の目で対応。 遅いぞ 何やってたんだ→大丈夫?何かあった?きてくれて嬉しいよ 起立性調節障害を疑う。→保護者との治療の話。 単なる怠けと思われ気づかれにくい

テスト返却時

競争させない 他人と比較しない お母さんを看病していた人もいるかもしれないですよね。 他人と比較すると不幸になる 平均点は出さない。怠ける。 自分には数字がついたときは気をつけて。 できなところに気をつけるように

席替え

2週間に1回の席替え 少数の強い仲良しよりも、多数の薄い仲良しのほうがいじめが起こりづらい。

生徒全員のいいところを、全員に書いてもらう。

質問コーナー

教員の母性父性とは、具体的に

遅刻の例だと、学校のルールでは8時半までに来ないといけないのに遅れたよね→父性 今日なにかありましたか?大丈夫ですか?、と生徒をお思いやる→母性

褒めて良くなることはあるのでは?

・クラスメイトが一番効果が高い、そこから褒められるのが一番うれしい ・不公平感、自分の価値観への誘導など。 ・しからないってことは、何年かやって1年間しからないってのは3年かかった。 ・ほめないのは、つい出てしまう。気をつけているうちに出てしまうのは仕方ないけど、気をつける。しょうがないよ先生として受け入れてくれるのではないか。

競争しない学校で競争社会にでていくことの整合性はどうなるの?保てるの?

競争をしている場所ってのは、生産性が上がらないって知っているよって知った上で、入っていくと少しいいんじゃないか。 学校において、そんな先生が1人いたってことは、生徒の助けになるのではないか。

順番に読んでいくことはいいの?

指されるのが苦手な子がいるけど、それは知っておいてね。

探求の時間

ふりかえりとして、5分間で先生の狙いを書いてもらう。20個。 みんなで黒板に1つずつ書いてもらう。 すると、生徒の数だけでる。 57個。

サービスラーニングを導入してから、中途退学率、暴力発生率が大幅に低下した。

野球はやりたいけど、部活は嫌だ。→地域の草野球チーム。 病気がきっかけで部活ができない→少年野球チームのコーチ。 どっちも、すごく認められていい方向に変わった。

部活におしえてほしいって市役所にお願いして探したら、卓球協会の人がきてくれた。

質疑

褒めないって探求学習の課題は、どうしたらいいの?

→褒めない。みんなの前でやったら拍手くらい。 生徒同士で褒めてもらう。 自分には、それを評価することはできないよって。

平均点を出さないって言っても学校は出すのでは?

そういう2つの考え方があるってことを知ることが大事なのか。

田口先生の変えて生き方のプロセスは?

昔は褒める教員だったけど、優秀者を発表する先生だった。 生徒から二度と言わないでって、きつく叱られた。 それから、ほめなくなった。 褒めないように心がけたけど、変わったねって言われたことはない。 急には変われない。ついに出ちゃう。

家庭のフォローはするの?

家庭を耕すってことをしていた。 親の考えをもらう。 それを生徒が褒める。 親子で褒め合わせる。

家庭資産という褒め合う文化のある家庭は成績もいい。

地域の大人に考えを言い合って褒める活動もしてみたけど、うまく行かなかった。

怒こってしまったときは、どうしたらいいのか。

こちらも人間だから怒ってしまうことはある。 それは、仕組みが良くなかったんだ、とおもって改善をする。

怒る距離だったんだと思って、離れてやりすごした。

怒らないと、あとから生徒が「ごめんなさい」って書いてくれることもある。 自分のせいにしないほうがいい。

信頼をどんな風に考えているか、自己肯定感との関係性

生徒を信頼するから、怒らずにすむ。 生徒自身は信頼して、生徒に何かあったんだろうな、と思うようにする。 信頼がない限りは、生徒に。

なぜ、教師が生徒を信頼できるのか。

生徒が出会ってきた人、全員が信頼しなかったとしても、自分が信頼するのが教員なんじゃないかと思っている。