自尊感情の心理学1章の読書メモ

内容

自尊感情は、自分自身を価値ある存在だと感じること。

自尊感情が満たされるかどうかを能力の軸で判断すると、3つ要素がある。

  • 成功が願望を満たしているかどうか
  • 自分が重要だと考えている要素を満たしているか
  • イメージや感情の要素

1つ目は、いくら成功しても願望が大きすぎると満たされることはない。

2つ目は、傾斜配点のようなもので、できていないことが自分の中では重要でなければよいということ。

3つ目は、「他人に気を使う」という特徴があったときに、人を気にしすぎるなどと印象づいたりすること。

自己評価感情について、3つ存在する。

  • 何かの対象について乗り越えられると感じる領域特定的自尊感情、自己効力感に近い。
  • 何かを成功したり褒められることで得られる状態的自尊感情
  • その人自身の自己肯定感が高いとする全体的自尊感情

自己肯定感には、安定な人と不安定な人がいる。

主観的な幸福は、自尊感情が最も予測する因子になりうるが、因果関係は見つけられていない。 主観的な幸福に必要な何かしらの要素を持っていると、自尊感情も高まるのではないか。