コーチングのコスト戦略について考えてみる

15分や30分の無料コーチングだけで満足させる人がいる。 それは、でも本当にその人の価値につながっているんだろうか。

受けないよりはいいが、継続して長時間探求することが重要ではないだろうか。 そんな短時間で、その人の本当に大事な価値につながるだろうか。

コーチングは、相手の課題を内省を支援する。しかし、時間が短いと、自己や課題について深く探求することが難しい。

例えば、「今後はどんな食生活にするのが良いのか」というテーマで考えた場合、どうしてそのテーマについて考えたいのか、自分にはどんな価値観があるのか、食生活に影響の大きい要因はなんなのか、など、整理しないと解決につなげるのが難しい。 目的は、食費を減らすことか、健康にすることなのか、落とし所を考えるときに何が重要なのか。

ここは、課題や価値観をどこまで深掘りするかの、深く掘った分だけ精度が高くなるのではないかと思っている。

医者でいうと、どんな検査をするかという話である。

血液検査はすぐにでないし、お金もかかる。 MRIより、レントゲンの方が安価で早い。

しかし、同じ結論になる場合ももちろんある。精度を上げているのである。 MRIを受けてみないとヘルニアですと角度を持てないが、ヘルニアの可能性があるから安静にするってことで安静にしたら解決することもある。

そこから考えると、コーチングの結果をどの程度の精度で求めるのか、どのくらいコストがかかるのかの認識を合わせていけるのが良いのではないか。

その分野について、ある程度経験してくると大まかな見積もりを出してコース料金というのも提示できるだろう。