やりたいことを仕事にするとやりたくなくなる原因の1つを感じた

概要

これまで、「やりたいことを仕事にする」タグを付けながら色々記事を書いてきました。 そして、やりたいことを言語化して記憶して、いつでもやりたいことを流暢に話せるようになってきていました。 しかし、やりたいことを仕事にしていると、いつのまにか少しずつ「やるべきこと」を考えていたり、 報酬が発生することで最初の面白さから離れてしまっていることもあると思います。 心理学的にも裏付けされた、やりたいことがやりたくなくなる現象だと思いました。

そこで、それに対する事象と対策について、残します。

内容

事象

自分の体験だと、「求められること」と「やりたいこと」のバランスをどうしようか相談した際に、 自分の気持ちや、行動するときの源泉を忘れて行動していることに気づかせてもらいました。 一度自分が言語化した「やりたいこと」はロジックになっていて、どんどん上に積み重なっている状態でした。

対策:やり始めたときの気持ちを思い出す

相談したときにも、言われたことですが、 「やりたくなったきっかけは何ですか?」という問に答えることに効果があると思いました。 打算的にやりたくなったことではなく、何か気持ちありきで始めたことは

スタートアップの起業家の方は、ビジョンをピッチのときに毎回発表していますが、 あれが有効ではないかと思います。 チームでも、その気持ちに共感する人に集まって欲しいですね。

対策:セルフ・アンダーマイニングを回避する

アンダーマイニング効果といって、もともと内発的動機があったにも関わらず、 外発的な動機づけをされることで、外発的な動機がなくなったときにやらなくなってくることである。

これは、人を助ければ助けるほど自分の利益になるという状態を避けることが大事かと考えました。 内発的動機があるものから、お金をもらうことを期待することで、アンダーマイニングが発生するので、 自分の活動と自分の報酬(所得)に対して、比例しない社内の仕組みを作るのが良いかと思いました。