やろうと思っている人でなく行動している人が認められることについて考えたこと

概要

最近、記事を見たりしていると、どこでも、 やり始めている人は認められて、やろうと思っている人は認められないって書いてあることに気付きました。 自分のやりたいこととして、目標に対して近づこうとしている人を近づけたいと思っていて考えることがあったのでメモを残します。 特に考察はないです。

引用

記憶を掘り起して、行動している人を認めている記事を覚えているだけ集めてきました。

笹原「荻上さんはどうなん?漫画家とかなりたいの?」
荻上「え、いや、進路として考えたことは、あまり無いですけど。でも、なんか、バカみたいに描きまくってますかね。いつもいつも。」

笹原「ああ、そういう人はね、なろうとしなくてもなっちゃうよ。」
荻上「そうですか?」

笹原「なれないのは、漫画家になるのはどうすればいいですかって人に尋ねるタイプ。
漫画描くのと、漫画描く人になるのと、漫画描いて生活する人になるじゃ、全部、全然違うから。
荻上さんは、漫画描く人にはすでになってるじゃない。」

げんしけん2 11話

皮肉なことに、「プログラマーになりたいです!」という人は、プログラマーとして採用されません。
プログラマーになりたい人は、すでになんらかの作品を世に出していますから。
App Storeに2〜3個出してから門を叩いてくれ、という感じ。

「言われてから始める人」は使えない。今は「すでにやっている人」を簡単に見つけられる時代ですから : まだ東京で消耗してるの?

詩的にいえば「○○になりたい」と言って門を叩いている時点で、何か勘違いをしているんです。
あなたは今すぐにでも「○○になりたい」という願望を叶えられますから。

「言われてから始める人」は使えない。今は「すでにやっている人」を簡単に見つけられる時代ですから : まだ東京で消耗してるの?

私よく「人気ブロガーになるにはどうしたらいいですか?」って聞かれるんですね。私はわりと始めた時期が早かったのと、最初のブログが書籍化されたっていうところで、自分でも運がいいと思うんですけど。そういう質問を、講演会とかに行くと必ずされるんです。
「どういうブログを書いてるんですか?」って聞くと、ブログを始めてない人が多いんですよ。

やりたいことが見つからない人へヨッピー氏とはあちゅう氏がアドバイス - ログミー

すごく冷たいようだけど、リーン顧客開発にも行動している人でないといけないって書いています。

顧客の行動を予測するのに最善の方法は、現在の行動を観察することです。
今現在、具体的にどんな行動をとっているかに注目することで、
相手の話から願望の要素を取り除くことができます。「5キロ痩せたい」と言う相手には、
先週どんなエクササイズをしたかを尋ねましょう。
「プロジェクト管理を合理化したい」という相手には、
これまでに削減した会議や、それが困難だった要因が何だったかを尋ねるのです。

リーン顧客開発, p136

体験

自分の体験からも、同じ感想を持っています。 自分は、目標達成とか問題解決についての能力を身に付ける支援をしてます。 そこで、両者に対して実践してみたところ、なりたい人はあまり感謝されないけど、 行動している人はすごく感謝してくれました。

やってない人をやり始める人にするよりも、すでにやっている人を達成できる人に する方が必要なエネルギーも小さいし上手くいきやすいと思いました。

会社でも、やりたい開発があるって話して、それに対して勉強している人は同期から認められてて応援もされていました。 しかし、やりたい開発があるって話をして、仕事を変えてくれって話をしているだけの人は呆れられていました。 みんな、明示的に意見してなくても、そう思っているようです。

まとめ

行動している人だからといって成功するとは限らないので、 行動している人が成功するように支援したい。