モチベーションを維持し結果を出すための目標設定について考えたこと

概要

結果を出すため、モチベーションを維持するための目標の立て方について考えた。 結論としては、相対的な目標ではなく、絶対的な目標を立てることが有効だと感じた。 それを自分の学生時代の勉強への目標の立て方とモチベーション維持について考えながらまとめる。

エピソード

自分は田舎の公立の中高時代を過ごした。予備校や塾にも行ってないので、自分なりに考えて行動した。

自分は、中学時代にあまり勉強しなかった。努力をしても成績に結びつかなかった。 勉強のやり方を良く分かっていなかった自分は、テスト前に勉強しても特に成果に結び付けられなかった。 理科は好みの科目だったため勉強していて、中学時代にも上位争いをする点数であった。

中学時代に勉強しなかった自分は、進学校とは言われないレベルの高くない高校に入学した。 同じくらいの成績だったの人が集まった高校では、ちょっと努力をすれば成績にも反映されやすい。 努力が反映されることで挫折することが無くなったため、中学時代よりもずっと勉強をよくやるようになった。 努力したら反映されるのがおもしろかった。逆に言うと、中学のときのテストはあまり良問が無かったのかもしれない。

そして、努力が成績に反映されるので、自分の中で目標を更新しながら勉強を進めるようにした。 1年のときには、得意な科目の理科だけ1位を取るのが最優先。他の科目は気にしない。総合点なんて気にしない。結果として達成できた。 2年になって、理系の受ける科目で全部1位を取りたくなった。なので戦略を変えて、1位をとるようにした。国語と英語の点数は低かったが、結果として達成できた。 3年になって、全ての科目で1位を取りたくなった。しかし、勉強するだけでは難しいことを感じ、戦略を考え実行し達成することができた。

自分に的した目標を常に更新することができ、成績を上げることができた。 しかし、大学入試に向けて逆算して計画を立てていたわけではなかったため、大学入試前に慌てることになった。

考えたこと

中学時代に比べて、高校時代は目標を立てて達成することを繰替えしていたので、努力することは継続できた。 しかし、差は、高校時代の方が同レベルの生徒が集められているため、勉強することで変化する順位が大きくなったことである。 高校時代は、1位を目指すという一見難しそうな課題設定だが、同レベルの生徒が集まっていることで目標の難易度は下がっている。

同じような目標設定にもかかわらず、外的要因として、同レベルの生徒が集められたため目標を達成しやすかった。 高校の入試自体、合計点で基準を決めているので合計点で同レベルの生徒が集められていることを考えると、 中学時代に上位争いをできていた科目の理科は、もともとあまり努力しなくても1位達成をできたのかもしれないと考えた。

高校時代は、外部要因の影響で、運良く目標を達成することができていた。 以下の記事に、「努力をしたら反映される」仕組みについて書かれている。

ゲームって、時間かけて費やしたら、その努力は必ず報われるようになってるんです。だからゲームって面白いんですよ。
そのスパンがすごく短いんです。
努力する、反映される。ああ、気持ちいい。努力する、反映される。うわあ、気持ちいい。好き! ってなっちゃう。
だから僕、ゲームに負けるなって思って、同じ仕組みを取り入れたんです。

引用:なぜ子供は宿題よりゲームをやりたがるのか? 「好き」を生み出す、最もシンプルな方法 - ログミー

記事中では、目標はスキルであり、絶対的な目標になっている。しかし、自分の学生時代に設定していた目標は、順位であり相対的なものである。 相対的な競争的目標を持つと、自分の順位の維持の確度を上げるため、順位の近しい所で協調関係も発生しづらくなる。 今後、目標を立てるときには、絶対的な目標を立ててモチベーションが維持できるようにしたい。 また、今後以下の記事のように、好きになることと、得意になることのサイクルを回したい。

それは夢中になるとか、好きになるとか、これやってたらもう他は何もいらないとか、そういうことが、
10歳くらいのとき皆さんもあったと思うけど、それを忘れさせへんために今、どうやって身につけさせるかなんですよ。
そこから先は何とかなる。心にどうやって火を灯すか。そこを考えて、今日も喋りに来ました。

引用:なぜ子供は宿題よりゲームをやりたがるのか? 「好き」を生み出す、最もシンプルな方法 - ログミー

目標にも、長期的な目標と短期的な目標がある。しかし、自分は、長期的な目標からブレークダウンせずに、 中期的な目標を立てていたため、大学入試前に慌てることになってしまった。 目標を立てる場合には、長期的な大きな目標からブレークダウンして、中間目標を立てるようにしたい。

ここまで考えたので、この記事を書き終えたら自分の長期・中期目標を考えます。みなさんも一緒に。

参考にしたい

競争と動機付けに関して - \<心理> リハビリテーションにおける動機づけの誘因としての競争

目標に関して - 日ハム・大谷翔平選手を怪物にした花巻東高校の「目標達成用紙」が話題に