Emacsで美人時計を作ってみた
概要
Emacsで画像が弄れるのが楽しかったので、美人時計で車輪の再発明をしました。
kiwanamiさんの記事でのプラグインとして美人時計機能が紹介されていたのですが、
wgetやImageMagickがあれば、
広くなった画面を有効利用できる、Emacs内Window管理ツール e2wm.el を作ってみた。(旧名称 ewm.el) - 技術日記@kiwanami
と書かれていたので、外部コマンドを使わずにElispだけで作ろうと思い作ってみました。
導入
コマンドで
M-x auto-install-from-url https://raw.githubusercontent.com/sanryuu/emacs-bijin-tokei/master/bijin-tokei.el
設定ファイルに
(require 'bijin-tokei)
使い方
M-x bijin-tokei-start
で美人時計のバッファが開きます。
カスタマイズ
コンテンツのジャンルを変えて他のジャンルのものも見ることができます。 以下は美男時計にする例。
(setq bijin-tokei-genre "binan") 現状で使えるものはbijin-tokei-genre-listの変数にリストで入っていて 以下のようなものがあります。
- jp
- osaka
- nagasaki
- kanazawa
- hiroshima
- kagawa
- tochigi
- fukui
- akita
- gumma
- chiba
- hokkaido
- kobe
- niigata
- kanagawa
- binan
まとめ
完全にEmacsLispで作ってみたはいいものの、先読みして保存しているわけでもなく 特に工夫をせず進めたら、http通信で画像を取得するときにとんでもなく重くなって 1分に1秒間停止する仕様になってしまいました。 そして、ImageMagic無しだとリサイズできないので画面占有してしまいますね。
画像、タイマー処理、バッファ操作、EmacsLispのいい勉強になりました。