マーケティングの考え方(集客エンジン、涙を流して喜ぶ人)を学んだこと

Wikipedia よりマーケティングの説明。

マーケティング(英: marketing)とは、企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。

マーケティングは、サービス作り、情報を届ける、価値を得られるようにするらしい。

自分が参加したマーケティングの講義では、集客エンジンの話と、自分の商品に涙を流して喜ぶ人はどこにいるのか、ということであった。

集客エンジン

集客エンジンとは、言葉からイメージする通り、お客さんを集める装置である。 コンビニであれば、雑誌が該当する。

コンビニとは、店舗の中の限られたスペースで商品を買ってもらい、利益を出す。 しかし、雑誌は利益率が非常に低い上に、スペースを多く消費してしまう。 そのまま考えて、利益/スペースの比率が非常に良くない。 しかし、雑誌を立ち読みする人は買わずに雑誌の恩恵を受けられるので、コンビニに足を運ぶ理由ができる。 コンビニに足を運んでくれると、そのまま別の商品を買ってくれる可能性が高まるということである。

これは、Webの制作会社が開発技術についてブログを書いているのもそうだろう。 アフィリエイトなどは、発生するメカニズムについて情報を提供することで、特定の商品を販売して利益を得たりする。 メカニズムや自分が使用した感想などが、集客エンジンにあたり、そこから商品を販売することが得たい利益につながる、と。 セミナーやTwitterを使っているところもあるようだ。

本当に利益を得たいもの以外の、好まれる情報を得られる環境を作ることで、利益を得たいものを買ってもらう作戦である。

涙を流して喜ぶ人

涙を流して喜ぶ人を見つけて、その人が欲しがるものを見つけよとのことであった。 涙を流して喜ぶ人は、日頃どんなことをしているのか。

これは、販売するときに、どこに売りに行くかを決める、販売する相手を見つけるときに使うようである。 しかし、「今、自分の売ろうとしている商品に対して、涙を流して喜ぶ人はいるんだろうか」という疑問が湧き上がる。 これは、商品を作るときに前提として、「誰かが涙を流して喜ぶものを作る」というミッションが無いといけないわけである。

すでに出来上がっている商品を売ることが任されたマーケター?や、営業が大変なのが伝わってくる。 自分の商品を売りたいけど、どこが差別化ポイントか、どこに欲しがっている人がいるのか、 すでに出来上がっている商品に対して考えないといけない。

本来であれば、商品を作る企画段階でそれを考えることで最適化できるのではないだろうか。 販売する先も想定通りで困らないものができるのかなと。