提案から説得までのプロセスを対象者の観点で分類 〜仕事で使う場合を想定して〜
提案から説得までのプロセスに対して、よくアドバイスをしているが、全体像を把握していなかった。そこで今回は、仕事で使う場合を想定して分類する。
前提として、こちらの記事での用語の位置づけ
- 相談:やることに対して意見を言ってもらうこと
- 提案:考えを相手に提出すること
- 交渉:相手と話し合って決めること
- 説得:相手の考えや行動を変えること
大きく分けて、提案から説得までの対象者は、一人の場合と、グループの一部、グループ全員の場合が考えられる。
今回は、最終的な目的として説得しないといけない人を挙げる。 というのは、上司に決定権があるので、上司を説得するために自分の周りのチームメンバーを説得するのではあれば最終的な目的は上司である。チームメンバー全員を説得するために、上司を説得して上司に説得してもらうのであれば、最終的な目的は上司である。
一人の場合は、代えが聞かない場合を指す。上司や、特定の権限を持つ人など。 グループの一部の場合は、ある条件を満たしていたら誰でも良く、全員でなくて良い場合を指す。特定のロールの人など。その中でも、一部の人の母数が多い場合と少ない場合で極端に取りうる手段が変わってくると考えたので、さらに分類した。 グループの全員の場合は、そのまま特定のグループの全ての人を説得する必要がある場合とする。
- 一人
- 特定の人
- 上司
- プロジェクトのリードエンジニア
- 特定の人
- グループの一部
- 特定条件の任意の人(特定条件が厳しい、母数が少ない)
- 自部署のデザイナーの誰か
- 海外出張行った誰か
- 任意の人(特定条件が優しい、母数が多い)
- 社内の誰か
- 社内のエンジニアの誰か
- 特定条件の任意の人(特定条件が厳しい、母数が少ない)
- クループの全員
- 自分のチーム全員
- 自部署のデザイナ全員
- 自分の会社全員