情動と動機づけについて調べたこと
概要
「モチベーションの12の理論」において、意識的な動機づけより無意識の動機づけの方が日常行動がよく予測できるとの説明があった。 そこで、動機付けと情動の関係や無意識について調査した。
情動と動機づけの違い
こちらの資料の一部を加工させていただきました。: 「動機づけと情動 (現代心理学シリーズ 4)」、今田 純雄、北口 勝也2015
- 喚起された行動の持続力が異なる
- 情動:数秒〜数分で生起、すみやかに収束
- 動機づけ:生物的動機は、目標が達成するまで
- 無い定期要因の関与の仕方が異なる
- 情動:外的事象に対する反応
- 動機づけ:内的要因(生活必要、心的必要)
- 認知プロセスの関与の仕方が異なる
- 情動:外的事象の認知プロセスが必要
- 動機づけ:認知プロセスは必ずしも必要でない
無意識
抜粋
ある活動についてどのように感じているのか内政報告させたとしても必ずしもそれは実際の行動を予測するとは限らない。自己申告による回答の信頼性は社会的望ましさの影響が混入しやすい対象と混入しづらい対象で異なる。
感情誤帰属手続き(AMP AffectMisaattribution Procedure)は、特定の概念に対する潜在的な感情反応を測定する方法。
人は曖昧な対象や事象に対して判断を求められうrと、判断時の自らの感情状態などに依存した誤帰属をしてしまうことを利用して測定する。 先に黒人の写真をみせたときに、被験者の反応を歪める程度を見ると、参加者がポジティブないしネガティブな評価を黒人に対して潜在的に抱いていると推論できる。
参考
考察
こちらを見ていると無意識で研究している目標は、遊びと勉強に対する無意識と意識の話を扱っている。 「遊びよりも勉強を優先する」「健康のために禁酒する」「人には親切にする」のような、どちらをしている方が良いかなど、願望は見栄が入りやすいテーマに対して無意識を測定することが特に効果的であると理解した。
その他
誤帰属の研究においての説明は、こちらがわかりやすかった。