自分の将棋のアウトプットの傾向を分析する

概要

少し前から、将棋をやるようになったが、2級あたりから伸びが悪くなってきた。 そこで、自分の将棋の傾向を見つけるべく20局程度の結果を分析した。

結果として、自分は序盤でリードを作って相手に投了させる勝ちパターンが非常に多いことがわかった。 いくつかの枠組みで確認したところ、自分の弱点は終盤力であることがわかる。

他の人の分析にも使えるように役立つように、簡単に状況をまとめる。

内容

勝ちパターンの列挙

将棋ウォーズの3分切れ負けルールでの対局結果を、ぴよ将棋というアプリで分析しながら考えた。

勝ちパターンで多かったのは以下

・前半 ・序盤の仕掛けがうまくいって形勢に大きく差がついて相手が投了 ・相手のミスを咎めて(角で桂香をとるなど)形勢に大きく差がついている ・後半 ・王様をあまり囲わずに攻めてくる相手で、攻撃を受けるのが上手くない ・駒に余裕があり同じパターンで詰められる(片方の逃げ道が塞がれている)

逆に、後半まで行くと勝てることが少ない。

負けパターンで多かったのは以下

・仕掛けに失敗して大きく差がついて投了(級位が負けている場合が多い) ・序盤にリードしていたが時間が足りず時間切れ負け ・序盤にリードしていたのに途中で逆転される ・受け方が上手く詰めに至れないで時間と手数を消費する ・詰みを見逃す ・序盤にリードしたが最後の詰めるタイミングで見落としがあり逃げられて詰まなくなる ・駒損して攻めることを考えることが少ない

考察

ここから後半の詰める力の弱さと、守りの崩し方が弱いことに気づく。 逆転勝ちすることはあまりなく、逆転負けすることが多い。 上手く改善できているのは、見たことのない攻め方に対しては推奨手を学んで次回以降使うようにしている。

前半は、同じような展開を多く経験しているため、毎回読まなくても同じような対応をしていけば強くなる。 中盤以降に逆転されることが多いことから、中盤・終盤力を強化する必要がある。

中盤以降は、毎回決まったパターンが使いづらいので、ベースの手数を読む力が不足しているのではないか。 今後は、読みの力を強化すべく、詰将棋に前向きに取り組むか、次の一手を考える。