発表資料に対して周りの人からアドバイスを受けて納得しづらい過去について考えたこと

概要

過去に勉強会の登壇時の内容に、自分の発表を役に立ちづらい形に改悪するアドバイスを何度も貰ったことがある。 「情報量が多すぎる」や、「プレゼンとはこうあるべきだ」などである。
 しかし、過去に自分が役に立ったと思う発表を考えると、 和波さん、馬田さん、安斎さん、などの情報が多いし体系化された発表である。 役に立ったと感じる基準は、自分の行動や思考に対して大きな変化をさせたものである。

そこで、「いい発表とはどんなものか」を考えるときに変に一般的な意見に引きづられないための学びを残す。

内容

自分が役に立った発表

過去に参加した勉強会のスタッフの方に、そのときの勉強会で役に立ったのはどの発表ですか?と聞かれました。 よく考えると有料の勉強会なのに、あまり印象に残ってない。ワークショップ温泉状態になってしまいました。

逆に考えて、勉強会で学んで役に立ったものを挙げると和波さん、馬田さん、安斎さん、などの情報が多いし体系化された発表である。 和波さんの、起業家としての思考とサラリーマンとしての思考の向き不向きのスライドも何度も人に紹介したことがあるし、 ビジネスモデル症候群の発表にあった学問の体系や、情報の拡散モデルのようなものもよく使っている。

また、馬田さんは海外の本の内容を多くまとめてくれている。 馬田さんの資料は、発表を聞いた後も何度も読み込んで自分の行動を変えることに役立てた。 スタートアップとして適切なアイデアと、その検証方法や、そのときに引っかかるバイアス、 営業やカスタマーサポートは、どんな人を採用して、同接するべきか、CEOの振る舞いなど。

安斎さんのワークショップの講義は、ワークショップ設計時に何度も参照しながら作っている。 複数の問いの分類と組み合わせ方については、有料の研修で見せていただいたがよく使う。

自分の場合は、何かをするときに参照するもの、人に見せながら説明するときに使えているものが、継続的に自分の糧となっている。

自分の発表時の対策

では、自分の発表を役に立ちづらい形に改悪するアドバイスに対してどう立ち向かうのか。

まずは、理想のズレを無くす。 そのときは、なぜそういった意見が出ているのか考えること、その人の理想とする形を聞いてみる。 その後、自分の理想について説明するものが何か、どんな状況を想定しているかを伝える。 そのうえで、まだ伝わりづらいことがあれば聞いてみる。

そして、他に自分と似た勉強会での学びの使い方をしている人に聞いてもらったり、 診てもらうことが重要ではないかと考える。