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スキルの習得を効果的にするための資質について考えたこと

概要

以前、kawaguti氏の提唱するスキルマップの記事を精読した。 そこから、スキルマップを考える際に、資質について考慮することが有用ではないかと考えた。 そこで、今回は、スキルマップを個人に関するスキルとして考えて、資質を有効利用して成長に活かすことを考えたメモを残す。

特に、直近で再度話題に上っていた、任天堂の故・岩田社長の「自分の好きなことが得意なことってわけじゃない」 と話していた記事をヒントにし、 自分の取り組んでいるストレングスファインダーを考慮しながら考えたい。

前提情報の共有

kawaguti氏のスキルマップについて

以前紹介したkawaguti氏のスキルマップについて簡単に紹介する。 スキルマップは、チームで必要になるスキルを6つ程度に分類し、それぞれの習熟度を可視化するツールである。 6(分類)×5(習熟度)のマトリクスを作る。これにより、個人のスキルの習熟度や、チームとしてのスキルの総数について認識することができる。

岩田社長の得意についての認識

任天堂の故・岩田社長の発言から3箇所ほど引用した。 簡単に、まとめると、 以下である。

  • 得意なことと好きなことは同じではない
  • 仕事は得意なことをやった方が良い
  • 労力の割りに周りが認めてくれることが強み

人事的な自己分析で使われるツールである「Will,Must,Can」にも、得意と好きは別物として分析されているので、一般的な認識とはズレていない。 特に、Canの部分を見付けることは、労力と認めてくれる割合を使うように話されていた。

参考

気を付けなくちゃいけないこともあって。簡単に言うと,「自己評価と他己評価の違いに気を付けた方がいい」って話なんですけれど。
要するに,「自分の好きなことと嫌いなこと――もっと言えば,自分がやりたいこととやりたくないこと――を,
自分が得意なことと得意じゃないこととイコールだ」と思い込んでる人が多いです。本当は,それってかなりズレてるのに。

任天堂・岩田氏をゲストに送る「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」最終回――経営とは「コトとヒト」の両方について考える「最適化ゲーム」 - 4Gamer.net

好きじゃないけど得意なこともありますし,好きだけど,実はあんまり得意じゃないよっていうことも結構あって。
だから,仕事というのは「得意なこと」をやった方がいいんです。好きだけど得意じゃないことに溺れると,仕事っておかしくなることが多いんです。

任天堂・岩田氏をゲストに送る「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」最終回――経営とは「コトとヒト」の両方について考える「最適化ゲーム」 - 4Gamer.net

だから,「“労力の割に周りが認めてくれること”が,きっとあなたに向いてること。
それが“自分の強み”を見つける分かりやすい方法だよ!」って,いつも学生さんに喋ってるんですね。

任天堂・岩田氏をゲストに送る「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」最終回――経営とは「コトとヒト」の両方について考える「最適化ゲーム」 - 4Gamer.net

Hunter×Hunterの念能力について

Hunter×Hunterの念能力について簡単に紹介する。 Hunter×Hunterの世界では、念という特殊能力があり、それを使うことでそれを使うことで打撃の威力を大きくしたり、 体から電撃やゴムなどを発生させて操ることができるようになったり、人や物操るなどできる。 念は、系統別に強化・変化・操作・具現化・放出・特質などの6つに分類される。 それぞれ、生れ持って資質として持ち合わせた系統を極めることもできるし、自分の資質として備わっていないものを鍛錬で身に付けることもできる。 しかし、自分の資質として持ち合わせてないものを身に付けると、努力の割に対して成果を出せない。

そのため、Hunter×Hunterの世界では、自分が何の資質を持っているか知ることが重要であり、 殆どの念を使うキャラクターは自分の持っている念の系統を理解している。 作中では、この系統の診断に、水見式という方法と性格診断の2種類で診断している。 水見式とは、コップの中に水を入れて、その上に木の葉を浮べて、念を発する。 これにより持っている資質に応じて水の量が増えたり、水の味が変わったりと、変化に応じて系統を診断する。

参考:修得率 威力・精度 ハンター×ハンターズムーン

考えたこと

スキルマップを考える場合、人によって伸びやすいスキルと伸びにくいスキルがあるのではないかと思う。

岩田社長の方法としては、自分では気付きづらい得意なことだとしても周りの人が教えてくれるとあった。 しかし、それは自分の所属する団体に大きく影響する。例えば、学習好きで周りがあふれていたら、学習好きなことを教えてもらえないかもしれない。 また、内心で思っていることについては気付いてもらうことが難しい。

Hunter×Hunterの念能力の診断に使われている水見式にあたるものに近いツールがストレングスファインダーではないかと考えた。 Hunter×Hunterの世界のように資質を早く認識して、正しい努力をしていくようにしたい。 今後、ストレングスを活かしたスキルに身に付け方に対して考える。