社会不適合者のキャリアや仕事について考えてみた

概要

以前、和波さんの講演でアントレプレナーは、社会不適合者と訳されていた。 そこで、自分達の思う社会不適合者と仕事やキャリアの考え方について考察した。 簡単に紹介する。

内容

社会適合者は、能動的に動くよりも受動的に動くことが得意である。 与えられた仕事に対して取り組むことが苦ではない。 また、仕事に対して取り組む熱意を持てる興味範囲が広く、 仕事をあまり好き嫌いしない。なので、会社から与えられた仕事に対して、 適応してがんばる。しかし、やる気の上限が低いため、興味範囲にマッチした 仕事が来ても不適合者ほど高いやる気は発揮しない。

社会適合者は、出世するためには多くのロールを経験することがあり、 自分から学ぶというよりは、与えられたものを懸命に取り組み結果を出す 必要がある。基本的には、得意なことを伸ばすよりも苦手なことを無くす ことを美徳としている。

社会不適合者は、受動的に動くよりも能動的に動くことが得意である。 与えられた仕事に対して取り組むことが苦である。 また、仕事に対して取り組む熱意を持てる興味範囲が狭く、 仕事を好き嫌いする。なので、会社から与えられた仕事に対して、 適応してがんばるのが適合者に比べ難しい。しかし、興味範囲に マッチしているものに取り組む場合には、適合者とは比較にならないくらい やる気を出す。

以下に興味範囲とやる気をモデル化したものを示す。 f:id:sanryuu:20160104004548p:plain

まとめ

世の中の流れや、年齢、経験に応じて適合具合が異なってくる。 興味範囲が狭いが、興味範囲に対してエネルギーをかけられるなら、 興味範囲の習熟度を上げて転職したり起業することが向いていると思う。 コーチやキャリア支援をするときには、相手の特性を確認した上で アドバイスしたい。