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リーンTOCセミナーに参加しました

概要

ゴール・システム・コンサルティングさん主催の開発手法に関するセミナーであるリーンTOC無料セミナー リーン製品開発現場で起こったことに参加しました。 コンサルティング事例の紹介ということで2名の講師の方が、1つずつ現場で導入した事例に対して紹介するものでした。 自分の学んだことを、フレームワークを実践する人と、推進する人に分けて、一部引用と共に紹介します。

内容

フレームワークを使う人としての学び

意思決定を遅らせるためにセットベースで考えること

「意思決定を遅らせろ」と言うことで、セットベース思考により、選択肢をたくさん出して、少しづつ絞っていく話があった。 これは、リーンキャンバス複数書いて、良さそうな所から手を付けていくって同じだと感じ、抽象的な理解に継がった。

参考:開発戦略は「意思決定」を遅らせろ! ─トヨタが発想し、HPで導入、ハーレーダビッドソンを伸ばした画期的メソッド「リーン製品開発」: 稲垣 公夫: 本

対立問題を解消するためのフレームワーク対立解消図

対立問題を解消するためのフレームワークとして、対立解消図の紹介があった。 対立解消図を使うときの考え方としては、『対立があるなら「前提条件」に誤りがある』とする。

参考:ジレンマ解消! TOC思考プロセスの基本を学ぶ(2):社内の対立を解消するツールとその使い方を伝授 (1/3) - MONOist(モノイスト)

問題解決の優先順位表

「問題、対策、効果、難易度」からなる表で、改善するための問題を選定するとの紹介があった。 問題解決のときに優先順位と付けることで、すべての問題を解決しようとするのではなく、 費用対効果の高いものから解決するように導く。

問題解決A3

トヨタが使う問題解決をするときの情報共有法である、問題解決A3についての紹介があった。 トヨタでは、社内報告書をA3用紙1枚でシェアする文化があるそう。そちらの紹介でした。 詳細は、以下の書籍にで情報が得られるそう。

参考:トヨタ式A3プロセスで仕事改革―A3用紙1枚で人を育て、組織を動かす: ジョン シュック, 成沢 俊子: 本

推進者として学び

簡単な体験から実感してもらうとてっとり早い

マルチタスクの非効率さを体験するために、数字と英字と記号を書くワークがあった。 一方は、数字、英字、記号の順に終わらせ、他方は、数字、英字、記号を交互に書いた。 ほとんどの人が、前者の方が時間がかなり短かいのを確認できて、効果を実感していたと思う。

最初に大きな改善になる部分で結果を出して信用してもらう

トップダウンでのコンサルに行ったときの話を聞かせてもらった。 現場に受けいれられないときに、どうやって現場の人の意欲を上げながら推進していくか。 最初は、効果の分かりやすいところから改善して、 自分達で改善していくやる気を起させて、自分達で改善していく楽しさを持てるようにするとの話だった。

推進する上での変化への抵抗と合意形成のフェーズ

以下の変化への抵抗と合意形成のフェーズが紹介されていました。

変化に抵抗する6つの心理階層
1. 取り組もうとしている問題が、問題であるとは思わない
2. 解決しようとしている方向(あるべき姿)に、合意できない
3. その解決方法で、問題が解決するとは思わない
4. その解決方法を実行すると、マイナスの影響が生じる
5. 提案されている解決方法を実行すると障害が発生するので現実的ではない
6. 未知のことへの恐れ

合意形成の6つのフェーズ
1. 問題について合意する
2. 問題解決の方向性について合意する
3. 解決方法が、問題を解消させることについて合意する
4. この解決方法が、重大なマイナスの影響を生まないことについて合意する
5. この解決方法の確実な導入を阻害する障害 を克服する方法について合意する
6. この解決方法を実行することについて合意する

引用: TOC-ICO2014マフィアオファーから始めるセールスバッファマネジメント

まとめ

セットベース思考と、問題解決の優先順位については、現状でも自分も同じことを行なっているため、 他のコンサルの方も同じことをやっていたので、自信に継がりました。

推進者として、良い手法だけを試してもらうのではなく、悪い方法と良い方法を比較してもらうと受け入れてもらいやすいと思った。 最初に大きな問題を解決して、自分達で改善していくペースを作ってもらえるように意識したい。

情報のインプットとして、仕入れるべきネタを確保したので、今後はザ・ゴール2、TOCCCPMあたりを継続して学ぶ。