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期限に間に合わせるための締切駆動リーンスタートアップ

概要

リーンスタートアップをやるときに期間を縮めたいと思う人は多いのではないでしょうか。 試した経験がある人は、「仮説検証が多くて前に進まない」と思った方もいらっしゃるかと思います。

リーンで進めていく場合、検証の結果が仮説と異なっていたら再度仮説を立て直しますが、 仮説検証を繰替えしていると、周りからは何もやってないように見られることもあるかと思います。 学びを成果として認める文化がない場合には、難しいのではないでしょうか。

そのため、会社でやる場合や、審査などに使う場合など、締切が存在する場合にどうしてもリーンに進め辛くなってしまうかと思います。 また、一度経験を積みたい場合にもハードルが上ってしまうかと思います。

自分も、リーンスタートアップをやるときに締切に遭遇することがあるので、そのときに気をつけていることを残しておきます。

今回の方法は、自分の情熱を少なくしても締切に間に合わせるための方法で、長期的に情熱を持って活動する場合には向いていませんので、 情熱を持って取り組みたい場合には、情熱を持って取り組むためのビジョン駆動スタートアップ を見てください。

自分達が詳しい領域に取り組む

自分が詳しい領域でやることで、検討ハズレのアイデアを出す率が減って期間の短縮ができます。

逆に、自分達が詳しくない課題やセグメントの場合には、検討はずれの仮説を立ててしまうことが多くなります。 リーンスタートアップだからこそ、自分達がまったく知らない領域に対しても取り組むことができるのですが、 検討はずれの仮説を立てることで、ユーザに聞く回数が多くなり、結果として期間が長く必要になります。

例えば、音楽をやったことなく音楽を聞いたりもしない人がミュージシャンのためのサービスを作ろうとした場合のこと。 顧客の情報が不足しているときには、ミュージシャンが欲しいものとは検討はずれのものを考えてしまいます。 そのため、顧客を十分に知るためインタビューをするには、自分の知っている領域よりも多くの人にインタビューする必要が必要です。 どちらにしても、期間が述びてしまうため、自分が詳しい領域でやる方が良いです。 なので、自分が学生なのであれば学生の課題、英会話に熱心なのであれば英会話に関する課題に取りくむとよいでしょう。

インタビュー対象が確保しやすいセグメントにする

インタビュー対象が確保しやすいセグメントにすることで、インタビュー相手を探すまでの期間が縮まります。

インタビュー対象を確保するときに有効なのが、知人だったり紹介してもらって確保するパターンと、 インタビュー対象が集まっている場所にいくパターンです。 なので、インタビュー対象が知人として沢山まわりにいるセグメントや、インタビュー対象が集まっている場所にいけるセグメントを選択するのが良いです。

例えば、自分が野球部だったのであれば、野球部がセグメントだったときに部活の友人を辿ってインタビュー対象を確保できるでしょう。 また、ストリートミュージシャンが路上ライブをしている場所を知っているならば、その周辺に行ってインタビュー対象を確保できるでしょう。

上の「自分達が詳しい領域に取り組む」と分けているのは、自分が詳しい領域だからといって、 かならずしもインタビュー対象が確保しやすいわけでは無いからです。 例えば、忙しいビジネスパーソンがまわりに沢山いたとしても、時間に余裕のある大学生を掴まえる方が楽だったりするからです。

ソリューションの評価軸に検証期間コストを含める

複数のリーンキャンバスを書いた後の選定するときの評価軸に、「検証期間コスト」考慮して、 キャンバスの「仮説の確からしさ」や「リスク」と、「検証期間コスト」をトレードオフで考えます。

リーンキャンバスを書くフェーズでは、複数のアイデアを元に複数のリーンキャンバスを書きます。 そして、作成されたキャンバスのソリューションとしての確からしさと、検証期間コストしてコストパフォーマンスの良さそうなところから着手します。

例えば、この基準で考えなかった場合、ソリューションとして確からしいが検証期間コストの高いものに取り組んでしまうと、1つが障害になってしまい 進行が遅くなってしまいます。なので、「検証期間コスト」を考慮することで1つの障害のリスクを減らすことができます。

複数のソリューションを並行に進め

複数のソリューションを並行に進めることで、インタビュー待ちの期間を有効に使うことができます。

最初のフェーズでは、インタビューで検証することがほとんどなので、インタビューの日程ごとに検証を進めることができ、 他に着手できるタスクが無くなってしまうこともあります。このとき、複数のキャンバスを同時に検証していけば、1つのソリューションで 手詰りがあっても、他のソリューションを進めていくとができます。

まとめ

  • 自分達が詳しい課題やセグメントを選ぶ
  • インタビュー対象が確保しやすいセグメントにする
  • ソリューションの評価軸に検証時間を含む
  • 複数のソリューションを並行に進める