教養としての認知科学 第5章まとめ

教養としての認知科学を読んだので、興味深かった5章をまとめる。 第5章では、思考のベーシックスということで、人間の思考と、バイアスについて扱う。 思考 思考には、推論、問題解決、意思決定がある。 推論 推論は、演繹、帰納、仮説推論の3つに分類され…

参加型の教材作りの段取り

参加型の教材を作ろうと思ったので、これまでの知識と合わせながら考える。 参加者 参加者のステータスを定義する。既存の知識は何が必要なのか。 どういった前提条件の人が参加するのか考える。 大きなゴールの設定 ゴールを決めるときには、理解できる・説…

経験学習サイクルをよりよくするための工夫

経験学習サイクルとは、次の4つのフェーズに分けて経験を整理する方法である。 具体的経験 内省的観察 具体的概念化 能動的実験 具体的経験として、思い出しやすくするためには、2つの方法がある。 具体的経験 具体的経験を思い出すために有効なのは、時系列…

モチベーション理論の分類。

モチベーションの理論は、3つの水準と、4つの要因で紹介できます。 3つの水準とは、状況毎に変化する水準である一時的な状態である状態レベル、分野ごとに安定する水準である領域レベル、状況や分野に依存しない個人の特性レベルの3つ。 4つの要因は、認知、…

モチベーションとは、何か。

モチベーション、や動機づけについて調べてみると、多くの文献で同様のことが書かれていた。 以下の要素が含まれることが、必須のようである。 * 行動を引き起こす * 持続する * 方向付けする この方向づける、一定の方向に導くという表現が少し分かりづらい…

やる気を出したい場面調査にメカニズムと対策を添えて

ヤフー知恵袋を調べてみて、やる気に関する直近40件くらいのお悩み相談を分類してみました。 人のやる気を出したいという意見もありましたが、今回は、自分のやる気が出ないというお悩みを。 一番大きく分類しやすいように感じたのは、「やらないといけない…

セルフ・コントロールの心理学の第一章まとめ

セルフ・コントロールの心理学を勉強したので、1章のまとめを紹介する。 セルフ・コントロールと行動分析 セルフ・コントロールは、行動分析学だと、欲望の制御や、満足の遅延という意味で使われている。 健康心理学の分野だと、自己調節や自己管理という用…

内発的動機づけと自律的動機づけ 第一部まとめ

速水 敏彦先生の内発的動機づけと自律的動機づけ: 教育心理学の神話を問い直すを読んだので、サマリと自分の考えを簡単に残す。 1章 学習動機づけを考える 1−1 内発的動機づけを大事にしましょうって教育が始まったけど、学習成果が一気に向上したわけでもな…

モティベーションの12の理論 2章まとめ

サマリ 認知的評価理論 環境要因の内発的動機への影響(ご褒美で釣ることで、内発的動機が低下する) 有機的統合理論 外発的動機づけは、自律度に応じて4段階に分割できて、一番自律的なのは憧れで、非自律的なのはご褒美 ## 因果志向性理論 個人の特性とし…

モチベーションの12の理論 1章まとめ

興味は次の要素からおきる 知識量 ポジティブな感情 価値の認識 興味が強ければ強いほどその分野で有能 認知標準そのズレが興味を起こし学習で埋める 大きすぎると回避する 小さすぎると刺激が足りない 内発的動機づけは高いパフォーマンスを発揮 質の高い課…

信頼の構造 5章 まとめ

信頼の構造を勉強しているので、読んだ5章の内容を簡単にまとめる。 実験のやり方に関する主張 社会科学の分野で、文化による違いの実験をすることが多いが、アメリカと日本で比較実験をするのではなく、実験に差異をもたらす要因を実験者ごとに排除すればい…

どういう人を人間的に信頼すればいいのか

概要 知人から次のような相談をされた。 「どういう人を人間的に信頼すればいいのか」 この問題を考えたとき、ケースによって違うため、 いくつかのケースによって考える。 詳細 ケース分析 ソフトウェア発注 ソフトウェア発注において、人間的に信頼できな…

飲食店における事業が順調な店とそうでない店の経営について考えたこと。

事業がうまくいってない飲食自営業のお店を、チェーン展開するような名店から救済する企画をしったので、そこから学んだことを残す。 事業がうまくいかない人の殆どは、飲食店での労働経験もなく店舗を出して赤字を大きくしているようである。 多くが、自分…

講演家の伝え方が非常に丁寧だったので重要なポイントを拾ってみた

部下から尊敬される上司が行っている、たった一つの方法 こちらの動画の伝え方が非常に丁寧だった。 内容が正しいというつもりもなく、 少ないやることを伝えるために、なぜ必要なのかひたすら話をしていた。なので、前半の一部を取り出して、何がうまかった…

楽しく働く目標設定へ影響を与える要素

楽しく働く目標設定へ影響を与える要素 楽しく働くときにどういったことにと影響を受けるかを考えてみました。 一般に上げられる要素 Twitterを見ていると、多くの人が上げていた要素として上げられるのは、こうったいものがある。 金 愛 友人 時間 健康 多…

「自己肯定感を育む授業をつくる」に参加しました

自己肯定感を育む授業をつくるに参加したメモを残します。 はじめに 1自治体1億円の作業で、 公共施設予約案内システム開発 4000万円 1自治体あたり、9300万円節税 文科省がだめだって言ってたけど、 データが出たので、NHKを読んで1年間取材してきた。 サー…

人が何か感じるときの認知過程について認知行動療法から学んだメモ

認知行動療法実践ガイド:基礎から応用まで 第2版 -ジュディス・ベックの認知行動療法テキスト‐ を読んで気になった部分を抜粋します。 認知行動療法をまとめられるほどではないので、完全にメモです。 内容 認知行動療法では、認知モデルを使って、人が出来…

認知行動療法のワーク 認知再構成法

いつか、認知行動療法を勉強せねばと思い、はや2年くらい。 最近良い認知行動療法のワークブックが出た事で、勉強のきっかけになりした。 特に、認知再構成法が響いたので、残します。 認知再構成法とは,精神的に動揺したときに瞬間的に浮かんでくる自動思…

ゲームマーケットの学び

ゲームマーケットに参加したら、ゲーム設計について、学びが多かったのでメモを残す。 ゲームの特徴 ゲーム上での能力 現実世界の能力がゲームに反映されるものと、反映されないものがある。 前者は、熟達に応じてゲームに強くなっていく。 ゲームとしての楽…

物語の作り方を読んでから漫画を読んで気づいたこと

物語の作り方を読んだからか、「焼きたて!!ジャぱん」を読んでいるときに行くつか気づいたことがあったのでメモとして残す。 物語の作り方にあった、セントラルクエスション(CQ)を作る話。 これは、物語の中にたくさん存在していることに気づく。これって…

「物語」のつくり方入門 7つのレッスンを読んで勉強したこと、その1

「物語」のつくり方入門 7つのレッスンを読んで勉強したこと、その1 前回に引き続き、漫画を書くべく勉強中です。 物語を作る本もいくつか読んだのですが、こちらの「物語」のつくり方入門 7つのレッスンが一番わかりやすかったので、こちらで勉強したログを…

マンガ教材を作るときに考えたこと

マンガ教材を作ろうと思い、市場にあるマンガ教材を調べてみたので、それを残す。 定義としては、少し広く捉えていて、教材を目的にしているものから、教材を目的としていないが学べるものまで広く考える。 マンガ以外のストーリーを使った学習教材も、もち…

内観療法を体験してきたので感想を重要なところだけ

内観療法とは、森田療法と並ぶ日本製の心理療法(内観)で、心的な疾患を治癒することが多い。吉本伊信が創始者の手法である。 屏風と部屋の壁に囲まれた四角形の中に入り、「してもらったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」について1~2時間考える…

登壇で事例や経験を話すときに自分の都合がいい様に解釈を変えていることを考えた

登壇で事例や経験は最も求められる話の1つであろう。 しかし、最近は、心理学的な登壇ばっかりをしており、自分の事例を話すことは心理学のネタを話すときの例示程度にとどまっていた。 そこで、今回は事例中心の発表の登壇について考えたメモを残す。 事例…

本を読んで得られるものを増やす

今回、一つの本をメインにして、他の本からも情報を集めながら、1週間ほど本のまとめ作業をした。その後に、読書会として、その本について時間をとって対話したみた。 本をまとめた後に、すぐに読書会をやった感想を残す。 一番参考にした章は、読んでも、そ…

自尊感情と恋人について考えてみる

恋愛については、いろいろな考え方があるが、今回は自尊感情に影響のありそうな考え方について。 恋人に何を求めるか 価値観があう、一緒にいて楽しい、落ち着けるなど、自分の気持ちから考えて恋人を選ぶ人もいる。こちらは、相手の内的な面をみている。一…

本来感を上げるためにできることはあるのか考えてみる

本来感を上げるためには、自分がありのままの自分を受け入れられる必要がある。 そのための有力な方法は、他者から、ありのままの自分を他者に受け入れてもらうことである。 ちなみに、「ありのまま」とは、「勉強ができるXXさんは素晴らしい」などの条件付…

自尊感情を向上させるための方法

自尊感情として扱われるものとして、優越感、本来感(伊藤)、自己効力感について考慮する。 優越感 優越感を向上させるためには、何かしらで他者から評価されることが重要である。 何かしらとは書いたが、それは対象者の価値観として重要なものであり、対象者…

自尊感情・自己肯定感が低い・高いことでどんな事が起こるのかを「自尊感情の心理学」1章から

自尊感情・自己肯定感が低い・高いことでどんな事が起こるのか 概要 自尊感情・自己肯定感が低い・高いことでどんな事が起こるのか、社会心理学でどのように言及されているのか気になったので、心理学用語をできるかぎり使わずに意味を説明してみた。 参考に…

自尊感情の心理学2章「自尊感情と本来感」の読書メモ

概要 自尊感情の心理学2章があまりにも良い内容だったので、読書メモを残す。 基本的には、自尊感情といっても、優越感と本来感に分かれて、その要因について検討している。 本の中から気になった部分をまとめ、解釈や感想を残す。 諸注意 同じ用語が、自尊…