好きな漫画の主人公の分類をしてみた

好きな漫画に出てくる主人公には、どんな特徴があるのだろうと分類してみた。

知識が得られて面白いと思える作品については、すべての場合において天才型の主人公がいた。

少年漫画としては、ほとんどが最初から知識や技量があったわけではなく、 努力して成長していくものが多そうだ。 天才が解決していく漫画に関しては、多くの場合、天才が何かの行動をして後から狙いを解説するという流れである。読者に、「どうしてこんなことをしているのだろう」と思わせたり、推理させて、種明かしすることで楽しませているのではないかと思う。

天才が解決する

→ 天才が意味不明な行動をとり始めて、なぜそんな結果になるのか解説する。

天才が葛藤する

才能ある主人公が成長する

毎回、強い敵、困難を乗り越えていく。

パッとしない主人公が葛藤する

キャラが好きで見ていた

物語の効用を考える

物語には、いろいろな効果がある。 簡単に分けると、知識を身につけるか、行動させるか。

どちらか一方しか効用がないとは言わないが、どちらのほうが比重が大きいか個人的に分類してみた。 もちろん、対象となっている行動のコストの大きさも影響しているから、一概には言えないが。

  • もやしもん
    • 知識メイン
    • 発酵食品や飲料を食べたり飲んだりするくらいの行動には結びつけているのではないか
    • 農学部に進むのはコストが大きすぎて難しいだろう
 * どちらかというと、これまでしていた食事や飲酒のときのネタが増えるのだろう
    • 他の知識系のマンガに比べても、深く知識を教えている。
  • 銀の匙
    • 知識メイン
      • 農業高校に進むことはコストが大きいすぎる
      • 農業高校ならではのネタが序盤では大きく使われている。
  • 焼きたてジャぱん
    • 知識と行動バランス型
      • パンを食べるのはコストが小さいので食事に対する行動は影響するだろう
      • しかしパンを作るところまでは至っている人は少ない様子
      • 難しい知識も入るが、そこまで密度は高くない
  • ゆるキャン
    • 行動メイン
      • 細かいキャンプのときのテクニックを教えるところは少ない
      • 美味しい、きれい、気持ちいい(お風呂)、楽しいなど、感情を大きく表現している。
      • キャンプに行った人が装備がしょぼすぎて凍死寸前になっていたのも、ここが要因かも。
  • マンガで分かる心療内科
    • 知識メイン(知識密度高い)
      • 心療内科が自分の院への集客でやっているのかもしれないが、知識の方が多い
 * 知識密度が高すぎるからか、ギャグが多くストーリー性が少ない
  • ゼクシィの結婚式マンガ
    • 行動メイン
      • 式場がスポンサーで作っているから、当たり前だが。
      • 結婚式で起きる幸せなストーリーを伝えて行動に踏み切らせようとする
        • 結婚式でこれまでの感謝の気持を伝えたら、お母さんの涙を初めて見た
        • 庭でやる予定だったことが雨で中止に。代わりに彼がハートの傘を用意してくれた
        • 病気の父親が式のためにリハビリを。ずっと涙を流していた。
        • 友達が背中を推してくれて、本番でも写真を撮ったりいい思い出ができた。
    • 動機づけの期待価値での分析
      • 価値
        • 誰かの感謝
        • 楽しい思い出づくり
      • 期待
        • 友達や親が手伝ってくれるという話で、そういったケースも使ってできそうと思わせる。
        • 式場に対して、丸投げにならないような期待値コントロールがされている

感想。焼き立てジャぱんで出てきた用語はよく覚えていたものだが、一般的にはそうでないのだろうか。ざっとこんな感じ。 バイタルグルテン、フランスパンで水分を沢山含んだリュスティック、発芽玄米酵母、クロワッサンはバターと生地を重ね合わせる、メロンパンはクッキー生地をパン生地の上において焼く、具材を挟むパンをフランパンで潰してパニーニを作ることで美味しくなる、砂糖がなくても甘くなる小麦粉がある、フランスパンは長くして美味しくできる、フランスパンは中のクープが一定の大きさ担っていると美味しい。

信頼されたときにやったこと

少し前に、信頼できると言ってもらえた。 そのときに何をやったか振り返る。

信頼の構造的に、信頼は人間性と能力の2つに分かれるが、ここでは人間性の部分を想定して考える。

一言で言うとひたすら対話した。

不安なことを列挙してもらい、その結果どんな悲しいことが起こるのかを掘り出した。 問題構造を聞いた。 その人を取り巻く環境、起きたら辛いことは何なのか。

そして、それを軽減する方法や、そのための取り組みの計画を立てた。

他には、あなたが不利益を被らないようしたいから教えてほしいと伝える。 自分のためにだけではなく、あなたのためにやりたいと伝える。

1番困っていることが軽減するように、直接的なアクションをする。

振り返ってみると、これからの自分の行動次第でいくらでも信頼は失われうる。 自分の取り組みの結果として、対話の時に形成された事前期待にそう行動をとれているかが影響するだろう。

結局のところ、信頼してもらうと言うことは、意図を理解してもらい、頑張っているように感じてもらうことも必要なのではないだろうか。

過去に組織開発をしていて、従業員満足度の高いマネージャーは、成果を出した人ではなく、成果を出そうとしている取り組みを部下に説明している人だった。

継続的に信頼関係を確認したい。

知識を説明をしている漫画を調べてまとめてみる

ライアーゲーム。認知的不協和。 1ページで理論は全て説明している。一巻の中で説明は1つだけ。 背景で理論をイメージできる図を書きながら、吹き出しではなく文字をそのまま載せてナレーション気味に理論を説明している。読み飛ばしても問題ない。

もやしもん。発酵食品の知識。 半ページ程度で。説明てして読んでほしい部分は普通な会話で。読み飛ばしてもいいし、木になる人は読んでほしいものは、小さいフォントで先生が連続的に話をしている。 一巻に何回も説明があり、じっくり読む人は読むような浅くも深くも読める仕組みになっている。

ドラゴン桜。受験の知識。 先生が生徒に説明している体を取っているから、大きなコマをつかって3ページ程度を使って説明することも。一巻に1回程度しか出てこない。説明を読まなくても、読み進められる内容だが、知識を伝えたいという気持ちが伝わってくる。

マーケティングについて勉強したこと

マーケティングについて勉強したこと、気づいたことをまとめる。マーケティングは、大多数に対する動機付けである。

ジャブ、フック、ストレート。

自分の商品に対して、小さく試して小さい効果を出すものと、大きく試して大きな効果を出す商品を考える。

自分は「本質的な問題を解決したい」という欲求のもと、ついつい大きな問題に取り組もうとするが、コストが大きすぎて行動に至らない。

大きいコストを払えるほど動機づけできなくてもいいように、小コスト化する。

期待価値理論的に考えても、メタ認知的に考えても、コストとリターンを比べられる。 だから、ひたすらに価値を伝えて、期待を高めて、コストを下げたプランを考える。

あとは、動機付けをしたとしても、その結果何が起こるかにも注目して、少し飛躍させる。 「学習科学が理解できる」だけではなく、「学習方法を変えることで、学習科学時間が1/3になる」など。

その結果何が起きるか、その結果何が起こるか、を掘り下げていきたい。

「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 の1,2章メモ

「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 の1,2章メモ

https://www.amazon.co.jp/dp/4480059393

こちらの、書籍、「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 を読んだのでメモを残す。

わかるとは区別をすることだ。 象形文字は見ても覚えられないけど、それは区別をしてないから。 名前をつけて区別をすることで、違いが分かるようになってくる。

そして、その区別したものを何度も確認すると、脳のその部分のシナプスが太く太くなっていって、より上達してくる。

人は、曖昧な表現を使って言葉のやり取りをするが、意味を確認したり辞書を引いたりしないと異なる意味で使ってしまうので良くない。

人は音と共に文化が刷り込まれていて、音を聞いたら共通理解ができる。「メ」ときいたら、「目」が連想されるように、日本語は120の音からできている。 だから、ITを情報技術と訳しても、インフォメーションテクノロジーと外来語をそのまま訳しても、曖昧になる。

記号も同じで、卍という文字を見ても、神社だと思う人もいれば、ナチスだと思う人もいるし、マジ卍だと思う人もいる。

「わかる」とはどういうことか―認識の脳科学 の1,2章メモ

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わかるとは区別をすることだ。 象形文字は見ても覚えられないけど、それは区別をしてないから。 名前をつけて区別をすることで、違いが分かるようになってくる。

そして、その区別したものを何度も確認すると、脳のその部分のシナプスが太く太くなっていって、より上達してくる。

人は、曖昧な表現を使って言葉のやり取りをするが、意味を確認したり辞書を引いたりしないと異なる意味で使ってしまうので良くない。

人は音と共に文化が刷り込まれていて、音を聞いたら共通理解ができる。「メ」ときいたら、「目」が連想されるように、日本語は120の音からできている。 だから、ITを情報技術と訳しても、インフォメーションテクノロジーと外来語をそのまま訳しても、曖昧になる。

記号も同じで、卍という文字を見ても、神社だと思う人もいれば、ナチスだと思う人もいるし、マジ卍だと思う人もいる。