評価のフィードバックにおける無気力化のメカニズムについて考えたこと

概要

会社で働いていたら、多くの場面で仕事に対する目標を決めたり、フィードバックを受けることがある。 しかし、周りの会社を見ている限り、評価のフィードバックが原因でやる気を失わせてしまっていることが多い。 そこで、今回は、「学習性無力感」と「原因帰属」の理論を用いてフィードバックにおける問題点と、その対策を考える。

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自分の価値観をふりかえる

概要

自分が本当に価値を感じることが何か、ずっと考えながら活きるようにしているのですが少し違う気づきがありました。 他の方も自分の価値観を新たに知るきっかけになればと思います。

内容

価値観の再認識

自分の中で「勉強するのが好き、楽しい」と「自分が成長していくのが好き」と「役に立つことを学びたい」いった価値観があることは知っていました。 ストレングスファインダーの学習欲と戦略性が影響しているかなと思っています。

少し無理矢理に優先順位をつけて手段と目的形式で論理を繋げる

「学ぶのが好き」と「役に立つ」の部分で優先順位を付けて手段と目的形式で論理を繋げてみると、 「役に立てる」ことが目的で「学ぶ」ことが手段なのか、「学ぶ」ことが目的で「役に立てる」ことが手段なのか。

もう少し論理から絞ってみると、 「役立てる」ためにやっているのならば、新たに学ぶ場よりも、学んだことを役立てる場を優先するのではないだろうか。 「学ぶ」ためにやっているのならば、新たに役立てる場よりも、学ぶ場を優先するのではないだろうか。 これは、過去の経験でも、これからどっちにしてみたいか考えても良いだろう。

その他

ここから決まらない場合もあると思う。 その場合は、ケースバイケースになると思う。 そのときには、何がそのケースに影響しているか考えてみるとより深まると思う。

WillCanMustにおける「できること」と「求められること」が「やりたいこと」に与える影響

概要

やりたいことだと本人が考えていることがあったとしても、それはできることや求められることから影響を受けている場合がある。 WillCanMustのように3つの項目にまとめてベン図にすると気付きづらいが、実は3つの中でも因果関係があり影響を与えているものがある。今回は、「できること」と「求められること」が「やりたいこと」に与える影響を知ることで、「やりたいこと」を分析するときに使えるようにする。

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WillCanMustのやりたいことを分解する

概要

WillCanMustにおいて、「Will」は「やりたいこと」として表現されている。 「やりたいこと」は人によって捉え方が違うため、自己分析をするときもコーチングするときも 考える軸が不足している。 そこで、動機づけの理論によって「やりたいこと」を分解することによって「何故やりたいのか」、 「どんなやりたいことに気づいてないか」を知るためのメモを残す。

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入社時に技術レベルの高かった人の数年後

概要

最近、新卒入社した会社のエンジニア同期と何十人も会って話すことが合った。 入社時に技術力が高かった人と低かった人と何人も会ってみたが、すこし傾向が見えた。 バイアスがかかっているだけかも知れないが、自分の中では一つの仮説が立ったので一度考えを整理する。

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社会課題解決のために課題を提言することで貢献する

概要

社会課題を解決するための方法に、課題を提言する方法があることを教えてもらった。 要するに、まだ解決していなくても皆が気づいていない重要な課題を提言することで価値を提供できるということである。 まったく考えたことのなかったアプローチだったので、簡単にまとめる。

内容

課題を提言すること

課題を提言するとはどういうことか。 まだ、誰も気づいていない失敗の法則(特に根本的な課題)を見つけて、発表する。 何かしら、課題を公にすることで、解決策は他の人が考えるようになり社会が良くなる。 研究者的なアプローチであろう。

例えば、 「起業において、失敗する理由は、心理的なバイアスの影響によって、自分のアイデアが正しいと思いこんでしまうからである」 のように説明することによって、一つの社会課題への貢献ができる。

どうやって見つけるのか

テーマ設定は、皆が正しいとしている理論を使ったとしても再現性を持った成功になってないものにする。 例えば、起業で説明すると、リーンスタートアップをやればうまくいくと言われて、多くの人がリーンスタートアップを実施したら、 多くの人がそれによって成功するようなった。しかし、まだほとんどの人が失敗をしている。 「その原因は何か」ということを調査する。

そのために

自分の課題感を持っているものに対して再現性を持って成功していないものを見つける。

練習としてコーチングを実施したことでの学び

概要

4月から、コーチングの講座であるMBCCに通っています。 そこで、コーチングの型通りにコーチングする練習をしたことで、自分の中で学びが大きかったです。 学びについて残しながら、コーチングを型どおりに実施することの良さを紹介します。

内容

コーチングの型と実施内容

3つのステップに分けて、1ステップ10分で時間を区切りながら実施しました。

  • 1.合意形成とゴール設定
  • 2.現状確認、ギャップの明確化、ゴールの修正、アクションプラン
  • 3.スモールステップ、アクションプラン、コミットメント、振り返り、補足

学び

傾聴の練習や、質問のようなテクニックを使うことを実施したことがある前提で、こちらの練習をしました。

なぜ自分のコーチングに時間がかかるのか、気づけました。 1つは、できるだけ本質的な課題を解決するために深掘りに時間を要すること、 もう1つは、相手の話を遮らずに話しがそれていっても戻すタイミングを伺っていることでした。 前者は、与えられた時間に応じて収縮させるようにします。 後者は、練習としてコーチングをすることで強引に話の展開を変えることに合意をもらいやすくなり、話の展開を変える技術が身についてくると思いました。

次に、自分はコーチングのススメ方について合意を取ることが少なかったです。 相手から要望されればそのペースに合わせようという対応でした。 しかし、コーチングをするときにアイデアをください、教えてくださいって言われると、真剣にアイデアを出すことに気を取られ自分のペースが乱れてしまっていました。 自分の場合は、「話を聞いてください」っていわれるとうまくいき、「教えてください」っていわれると上手くいきづらいことがわかりました。また、その要因は、クライアントが考える時間よりもずっとコーチが考える時間が長くなってしまったからだと考えています。

今後、自分のコーチングを振り返る際には、クライアントが考えている時間が長かったか、気付きにつながっていそうかを確認することと、 時間配分は適切であったか、無駄にした時間が少ないか気にしようと思います。